山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ここは桃源郷なのだろうか 花桃の里

2015-03-22 21:37:56 | 旅行・散策
 うららかな春の日曜日。
 天竜・相津にある道の駅「花桃の里」の森林散策会に参加した。
 道の駅周辺はすでに花桃が満開。
 スタートから37名の参加者は花桃のアーチで迎えられた。

         
                     
 幻となった旧国鉄ラインの橋だった「夢のかけ橋」を渡ると「ボート場」があった。
 ここを中心にボートの全国大会や国体などが行われている。
 ボートの幅はじつに狭く恰幅のある人は転覆してしまうだろう。

   
                   
 5年前はひょろひょろだった花桃はずいぶん大きくなって、両側からアーチのトンネルとなった。
 道の駅周辺の集落の人たちの素朴な思いが伝わってくる。
 その思いが「桃源郷」となっていく過程が見て取れる。

                  
 林業が斜陽の産業になってしまった現状のなかで、道の駅をバネに花桃で地域の活性化を図ろうとするシンプルな方針が貫かれている。
 しかもそれを雄弁に語るのではなく、誰がリーダーなのかわからないくらいぼそぼそと語る素朴さが気に入っている。

     
 路上の湿っぽい際でクレソンに似た花を発見。
 食べるとまさにクレソンのようなピリッとした辛さのある美味だ。
 「オオバタネツケバナ」か「マルバコンロンソウ」か「ユリワサビ」か、似ていてなかなか同定できない。

 ニワトコ・スミレ・カキドウシなどの山菜やキクラゲが見られ、時間があれば山菜料理としたいもんだが。      
 

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