街を車で走っていると、高校の卒業式に出席したと思える母親を数人見かけた。
3月1日は県内の高校が一斉に卒業式を行ったようだ。
先週中頃から急に暖かくなり、3月下旬から4月初めの気温が続いている。ウォーキングの服装を少し薄いものに変えて歩いたが、速歩で数分間歩くと少し汗ばむときがあった。
やはり、春3月が到来したのだ。
あちこちで黄色い菜の花、スイセンなどが生き生きとこの世を謳歌しているようだ。
また、彼岸桜も満開、最初は赤みを帯びていた花が、やや薄くなりピンクの花の勢いがよい。
あちこちの民家の庭には、白梅、紅梅が勢いよく咲いていて、つい足を止め見入ってしまう。
さらに、遅咲きのサザンカも美しい。それを追いかけるようにツバキの花が暖かさに誘われ咲きそろって来た。
このまま順調に4月が来れば、ソメイヨシノが咲き、日本の春を象徴する季節が到来、桜前線が1カ月かけて北上を続ける。
そういえば、奈良東大寺のお水取りが始まった。大仏開眼の752年から1度も休んだことがない行事で、地元では「お水取りが終わるまでは暖かくならない」と語り継がれている。古都奈良に春の訪れを告げる風物詩といわれている。
少しずつ暖かくなるが、来月1日からは消費税が8パーセントになり、消費も低迷することだろう。
4月を前に、この1カ月、3パーセントアップのための“追い込み”が続きそうだ。