あっという間の3年間だった。
全国が東日本大震災の被災地に向け、午後2時46分、一斉に黙とうし、鎮魂と復興の祈りを捧げた。
大地震、大津波、そして原発事故。
去年、宮城県の被災地を訪れたが、改めて津波の怖さ、地震被害の甚大さを痛感した。
その後、ニュース映像などで見る被災地は少しずつ復旧しているようには見えるものの、大きな復興はまだまだで、被災者の心の傷は時間が経過しないと癒されない。
福島第一原発事故からも3年。
3年たっても実家に帰ることが出来ない人が多くいる。
あれほどの大事故だったのに、経済優先の原理で各地で原発再稼働の動きが現実化してきている。
電力会社のエゴを優先させてはならない。
こんな狭い国土に、よくもこんなに多くの原発を設置したものだ。国もそれを許可したものだ。原発依存から完全に脱却し、代替エネルギーの早期開発を推進すべきだ。
そして、私たちも深夜営業に頼ることなく常に“節電”を心がけ、電力のみに依存する体質を改めていかないといけない。