テレビや新聞で法案名は知っているが、中身はほとんど見えない。分かり難い法案のようだ。
その法案が１５日委員会採決、１６日衆院通過という。
〜衆院平和安全法制特別委員会は１４日の理事会で、安全保障関連法案について、１５日に締めくくりの質疑と採決を行うことを浜田靖一委員長（自民）の職権で決めた。野党側は反発しており、委員会を欠席か退席する構え。一方、与党と維新の党は、安保法案をめぐる修正協議を行ったが、衆院での結論を見送った。与党は１６日に衆院を通過させる方針で、与野党の対立が一段と激化しそうだ。〜(時事通信）
こんなに国民に分かり難い法案が与党単独で採決されるというのは如何なものだろうか！
論戦（審議）時間だけがどんどん過ぎて行って、１００時間を超えているという。中身のない議論も多かったように思う。どれだけの国民が、安保関連法案について、しっかり理解できているだろうか？
衆院の与党は多数を占めているから、何でも思い通りになると考えているに違いない。
安倍さんや自民党幹部には、おごりが見えてきている。国民のサイドに立っていれば、強行採決などはできるはずはないのだが、タカ派色をどんどん強め、野党の意見に耳を貸そうという考えは全くないようだ。
マスコミ各社の世論調査を見ても、安倍内閣の支持率は前回に比べ下降し、支持しないという率も上昇している。
この法案を巡って、与党議員は選挙区に帰り、謙虚に国民の声を聞き、十分に有権者に対してわかり易く説明をする機会を持ってくれただろうか・・・？ 国の今後を決める大切な法案なのだから有権者とも、しっかり議論してほしい。
与党の議員センセイは、私たち有権者の代表であるという事を忘れているような気がしてならない。
新国立競技場建設問題にしても然りだ。
