きょうは二十四節気のひとつ『大暑』だった。この二字を見ているだけで汗が噴き出してくるような感じがする。
大暑は最も暑いころという意味だそうだが、本当に暑いのはまだこれからだ。ただ、今年はすでに関東地方の内陸部では、39度台を記録したりしていて、猛暑が長期化している。
大暑の翌日、夏の土用はあす24日。ウナギが少ないのに、『土用丑の日』とスーパーやコンビニが盛んに"ウナギ、ウナギ"とPRする。
日本でウナギを食べ始めたのはいつごろからだろうか?ネットで調べてみたのだが、古くは万葉の時代で、万葉集には大伴家持が夏痩せの友人にウナギを食べるように勧めている和歌が収められているという。
また、江戸時代には平賀源内が薬になると言って、食べるようになったという説もあるそうだ。
ウナギにとっては厄日なのだが、確かに栄養価も高く夏バテ防止には良い。だからこの日に集中するようだが、別にこの日に限って食べることはない。
二ホンウナギが絶滅危惧種に指定され、今後、土用丑の日にウナギを食する習慣がなくなりそうな気配もしないわけではない。
ウナギは値段も高くなってしまったので、アナゴのかば焼きで、十分代用できることが先日分かった。
この世の中から、二ホンウナギがいなくなるのは寂しい限り。
乱獲、乱売、乱食いをしばらく控えて何とかならないものだろうか?みんなで考え実行する時が来ている。