寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

丼物の魅力

2013年10月29日 | 日記
専門課程へ進む(=100万都市広島を離れる)と娯楽が激減することは事前に分かっていたが、現地で味わう惨めさは半端ではなかった。特に冬の夜は…。信号機のほとんどない盆地での数少ない楽しみは食事と音楽だった。

飲食店の数が少ないため安い学生食堂が頼りだった。テニスコートの横のプレハブで私は昼食に丼物(親子丼)をよく食べていた。栄養価が高くて腹が膨れて持ち運びが楽というのが理由だった。そこで卵とじの虜になったと言ってもよかろう。

私が卵とじ丼の類を作り出すのはそれから10年以上経ってからである。餃子やカレーのように具材は何を入れてもいい。肉のかわりに油揚げや麩を用いてもそれなりに美味しい。要は丼つゆ(割下)の味が決まっていれば失敗はないのだ。丼に味噌汁と野菜の煮物つけると栄養のバランスは更によくなる。ちなみに昨日の晩飯は豚丼にした。

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