幅広のニラを食べやすい長さに切って多目の油で炒める。これを塩、コショウで味つけし卵とじにしたのがニラ玉だ。ニラの香りと甘みを十二分に楽しむ料理を教えてくれたのは母ではなく焼きとん屋の女将だった。浅草寺から歩いて数分のこじんまりとしたカウンター主体の店には様々な業種の人が集まってきた。
焼きとんや煮込みをつまみながら辛口のチューハイを飲む客が多かった。手の空いた時に裏メニューのニラ玉を注文するのが常連で私も何度か通う内に時々食べるようになった。あまりの美味しさに驚いた私は女将の作り方をカウンターから眺めたものだったが、特に変わったことはしていなかった。新鮮なニラと卵を使い、火力と半熟加減に気をつければ自分でも同じものはできると悟った。
肝っ玉女将の店が今でも浅草にあるのかは知らない。酔って大騒ぎをして迷惑をかける客を叱り付ける彼女がニラ玉を作る際には温和な表情に戻っていたのを懐かしく思い出した。気分は味に大きく影響を与えるということだ。
焼きとんや煮込みをつまみながら辛口のチューハイを飲む客が多かった。手の空いた時に裏メニューのニラ玉を注文するのが常連で私も何度か通う内に時々食べるようになった。あまりの美味しさに驚いた私は女将の作り方をカウンターから眺めたものだったが、特に変わったことはしていなかった。新鮮なニラと卵を使い、火力と半熟加減に気をつければ自分でも同じものはできると悟った。
肝っ玉女将の店が今でも浅草にあるのかは知らない。酔って大騒ぎをして迷惑をかける客を叱り付ける彼女がニラ玉を作る際には温和な表情に戻っていたのを懐かしく思い出した。気分は味に大きく影響を与えるということだ。
本日文部科学大臣が「今年度、当面学校で児童が受ける放射線量について年間1ミリシーベルト以下を目指す」と発表。あまりにも遅い対応であるが、半歩前進した。内閣参謀参与の辞任と武田邦彦さん(所謂御用学者とは一線を画する人でテレビ朝日の番組によく登場する)のインターネットからの情報発信が福島県の保護者や一部の国会議員を動かしたと言える。
お上にただ従うのではなく市民自らが率先的に問題に取り組むことが結果的に子どもの被曝(背の低い幼児ほど影響を受ける)を少なくする。土砂の除去だけでなく食品にも細心の注意を払っていただきたい。私が最も恐れているのは太平洋側の魚介類への放射性物質の蓄積である。民間による調査結果の発表が待ち望まれるところだ。
情報と現物の隠蔽によるしっぺ返しは平成の米騒動のその後を見れば明らかであろう。醜き我欲への罰は決して軽くないのである。
※
ぜひとも中核都市の図書館には武田邦彦さんの新刊「エネルギーと原発のウソをすべて話そう(産経新聞出版から近日発売予定)」を数冊ずつ購入して貰いたいものだ。
お上にただ従うのではなく市民自らが率先的に問題に取り組むことが結果的に子どもの被曝(背の低い幼児ほど影響を受ける)を少なくする。土砂の除去だけでなく食品にも細心の注意を払っていただきたい。私が最も恐れているのは太平洋側の魚介類への放射性物質の蓄積である。民間による調査結果の発表が待ち望まれるところだ。
情報と現物の隠蔽によるしっぺ返しは平成の米騒動のその後を見れば明らかであろう。醜き我欲への罰は決して軽くないのである。
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ぜひとも中核都市の図書館には武田邦彦さんの新刊「エネルギーと原発のウソをすべて話そう(産経新聞出版から近日発売予定)」を数冊ずつ購入して貰いたいものだ。
鞆に橋を架ける計画について推進派と反対派の間で話し合いが始まってから1年が経過した。大きな成果が出ないために新聞等では県知事のやり方を疑問視する声も見受けられたが、この問題を県外や国外の人たちに広く知らしめた点について私は評価している。知事が高圧的に「やめときんさいや」と言ったところで様々な支持母体を持つ市長がすんなり「はい、わかりました」と引き下がることはないのだから(笑)
今の御時世ではやはり景観をそこなわないように生活改善を進めるのが最善と私は思う。環境資源が市にもたらす経済効果を軽視することなくまずは下水管を入れることに着手したらよい。
どうせ莫大な金を使うのだから最終的には海底トンネルを掘るとか皆の度肝を抜くスケールの大きい計画を立ててもらいたい。駅前の再開発推進と江戸情緒漂う町並み保存との両軸で中核都市としての存在感を示すべきだ。
今の御時世ではやはり景観をそこなわないように生活改善を進めるのが最善と私は思う。環境資源が市にもたらす経済効果を軽視することなくまずは下水管を入れることに着手したらよい。
どうせ莫大な金を使うのだから最終的には海底トンネルを掘るとか皆の度肝を抜くスケールの大きい計画を立ててもらいたい。駅前の再開発推進と江戸情緒漂う町並み保存との両軸で中核都市としての存在感を示すべきだ。