昭和7年(1932)9月発行・主婦之友の附録。私はこの絵葉書を梅田の古書店で200円で購入した。隅田川でボートを漕ぐ男性が印象的である。
兩國橋と國技
昔はこゝが武藏と下總の國境であつたゝめに、兩國橋の名が附けられたものであります。震災後、現在の瀟酒な橋梁に改築されました。この右手にお茶の水と兩國を結ぶ省線電車の高架線があります。江戸風物の一つとして有名な兩國の川開きは、今でも毎年この附近で行はれます。先方に見える圓屋根は、角力で名高い國技の大鐵傘です。
両国橋西詰、東京都中央区東日本橋2丁目28辺りから両国シティコア(旧国技館跡に出来た)方面を撮影したものと思われる。風景はすっかり変わったが、橋は残っている。
兩國橋と國技
昔はこゝが武藏と下總の國境であつたゝめに、兩國橋の名が附けられたものであります。震災後、現在の瀟酒な橋梁に改築されました。この右手にお茶の水と兩國を結ぶ省線電車の高架線があります。江戸風物の一つとして有名な兩國の川開きは、今でも毎年この附近で行はれます。先方に見える圓屋根は、角力で名高い國技の大鐵傘です。
両国橋西詰、東京都中央区東日本橋2丁目28辺りから両国シティコア(旧国技館跡に出来た)方面を撮影したものと思われる。風景はすっかり変わったが、橋は残っている。