寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島県の教育を回想する(その6)

2010年07月31日 | 学生時代
新入生は総合科学部(所謂教養部に相当)で一般教育の講義を聴いた。私達の学部は一年半の間に必要な単位を取得し東広島市のキャンパスに移ることが決まっていた。

過激派は何の前触れもなく総合科学部の教室(講義室)に入ってきた。大抵は必須科目である第一外国語(英語)が始まる前(休憩中)だった。貴重な雑談の時間が奪われることを嫌がったのは私だけではない。三原出身の日比野達郎(瓜二つだった)も過激派の行為を苦々しく思っていたうちの一人だった。

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広島県の教育を回想する(その5)

2010年07月30日 | 学生時代
歯抜けのようになった「前進社」跡地前に立つ時、いつも考えることがある。

 過激派は何故原理主義に陥ったのだろうか。大学入学時には並の知能はあったはずだが…。

彼等がおかしな世の中を変えようと立ち上がったことに異を唱えるつもりはない。問題なのは活動が行き詰ってからの流れだ。組織の長にまつりあげられた大して才のない、猜疑心の強い人間が、己の地位を守るために小理屈をこね反対勢力(仲間など)を吊し上げて時には死に至らしめる(粛清する)ようになった辺りから大衆にそっぽを向かれるようになった。

「革命を起こすためには人を殺めてもよい」という歪な思想が市民に受け入れられなかったのは当然だ。私が大学生となった昭和の末において過激派は旧人のように見えた。

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じゃが芋を使った料理

2010年07月29日 | 食材

じゃが芋は飢饉に苦しむ人達の命を救った食べ物である。とりわけドイツ人はじゃが芋を多用する。腹がふくれてなおかつ美味しいことは日本人もよく知っている。国民食とも言える肉じゃがが嫌いな人はあまりいないだろう。蒸し暑い夏にカレー粉を少し加えるとまた違った味わいが生まれる。

西洋料理の中で好きなのがポテトチップスだ。薄くスライスした芋を水にさらして余分な澱粉質を抜きペーパータオルで水気をふき取って油で揚げるだけ。塩を振って熱々を頬張れば笑みがこぼれる。ビールやシャンパンの最高の友をその内作ろうと思っている。

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広島県の教育を回想する(その4)

2010年07月28日 | 学生時代
大学東門の左手に過激派のアジト「前進社」があった。最上階にメットを被って覆面をした者が見張り役として立っていることが多かった。反社会勢力の事務所のように監視カメラを数台つければ楽でいいのにと思ったが、資金がなかったのだろう。とにかく「時代錯誤」の四文字がピッタリの人達だった。

極左暴力集団の一員とまともに目が合った時には脳内にALL ALONG THE WATCHTOWERのワウワウソロが流れ妙にテンションが上がったものである。東門と前進社の建物の位置関係を知っているのは平成初期の入学者までだろう(笑)

早世したことにより評価が高まったジミ・ヘンドリックス

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広島県の教育を回想する(その3)

2010年07月27日 | 学生時代

大学には正門、北門、南門、東門の計4つが設けられていた。一般教育の手引(昭和六十二年度)を見ると正門が午前7時に開くのに対して東門は8時からと書いてある。

自転車通学の私は東門から入構するのが通常のルート(下宿から大学までの最短コース)だった。電車通りに面した正門は最も遠回りになるので避けていたのだ。

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連日の厳しい暑さ

2010年07月27日 | 日記
7月16日から連続11日気温が30℃を超えたとのことである。このうち猛暑日が2日。特に先週土曜日の暑さは尋常ではなかった。昨年より2週間以上早く梅雨が明けたことも影響している。そろそろ雨になって欲しいが、今週は期待できそうにない。

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猛暑日が続く

2010年07月26日 | 日記
土日の最高気温は35℃を超えた。昨晩は雷が鳴ったものの雨はついに降らなかった。日本酒に浮かべた氷はすぐに融け、生ぬるい豆腐を口に運ぶことさえ億劫に感じた。半端でない暑さはいつまで続くことやら。先が思いやられる。

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「悪相」ぞろいの民主党 / 加地伸行(産経新聞 平成22年7月25日)

2010年07月25日 | 日記
毎月最終日曜日に掲載される加地伸行さんの激辛コラム「古典個展」。与党となった民主党をコテンコテンに叩くことで有名だが、今回も非常にキツイ内容である。

 今月の参院選のとき、どういう風の吹き回しか知らないが、私のところに民主党候補者推薦のはがきが舞いこんできた。
 もちろん、支持つまりは投票を求める文面であるが、その結びに至って「伏して」お願いしますというところを「臥して」ときた。
 気は確かか。これでは「寝ころがって」のお願いですよ。
 (中略)
 例えば、枝野幸男民主党幹事長。投票日の翌日であったか、各党幹部が出演した番組でこう発言した。税制の問題について(野党の)皆さんと話しあって案を作り、国会に提案いたしたい、と。
 私は耳を疑った。この発言は中学校の生徒自治会レベル、いやそれ以下である。
 (以下略)
 この原案作成において、担当する責任者は、当然、識見をもって練りあげる、政権であるならば、政府・与党が己の政見をそこに反映できなければならない。もし原案を作れないとすれば、その職責に堪えうる能力がないということであり、そのときは恥じて辞職するのが常道、いや常識である。
 ところが、枝野某は、平然と原案を野党といっしょに作ろうと言ったのである。これは、政権を担当する能力がないと自分で言っているのと同じではないか。(以下略)
 私はテレビ画面上の枝野某の顔つきをつくづくと眺めたが、無能の傲慢そのものという意味で悪相である。民主党議員には、そうした悪相の者が多い。いや、去年の政権担当以降、しだいに悪相になったと言うべきであろう。
 なぜか。理由ははっきりしている。彼らは<民主主義>原理主義に陥っており、選挙で当選した自分たちはなにをしても許されると勘違いしている。そこから傲慢となり、慎みを忘れ、顔が悪相に変化してきたのだ。
 (中略)
 孔子は、相手のつらい立場(例えば喪中)などに接したときは、常に己の身心を正した。さらには「迅雷風烈には(天の怒りと受けとめ容貌を改め敬しみ)必ず変ず」(『論語』郷党篇)のような慎み深い人物であった。

一年前、私の周りには「民主党が政権をとらにゃー何も変わらん」と言うお目出度い人が実に多かった。確かに政権交代して世の中は変わった、悪しき方向に(笑)。だから、威勢のよかった人が今では口を閉ざすようになっている。密告社会を作りたがる政党を支持していた軽さと愚かさに漸く気づいたのであろう。

一般市民はまだまともな感覚が少しは残っているが、左寄りの新聞の論説委員などは救いようがない。ちょび髭ホラ吹き某の眼力の無さが見事に証明され、彼はさらした恥の消去作業に追われている。

「左傾新聞」の欺瞞性をチェックしながら口直しに「反動的新聞(笑)」を読むことが重要だと感じる今日この頃だ。

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広島県の教育を回想する(その2)

2010年07月25日 | 学生時代
昭和62年(1987)年4月8日(水)。グレーのスーツを着て赤いタイをしめた私は〝ヤンキー(滋賀県出身)〟〝黒帯(香川県出身)〟と一緒に下宿を出た。そして裏通りでタクシーを停め入学式会場に向かった。

午前9時頃の広島県立体育館前は騒がしかった。それは浮かれた新入生の声ではなく拡声器のだみ声だった。ヤンキーが「アホがようけおるやんけー」と叫び私達は笑った。ヘルメットをかぶり小汚い格好をした過激派は一様に年を食っていた。昭和40年代初めの熱き日々を懐かしむようなアジ演説には時代に取り残された者達の悲哀が滲み出ていた。

こうした下手糞な大道芸によってお目出度い日は台無しになり忌まわしい記憶として脳裏に刻み込まれることになった。

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広島県の教育を回想する(その1)

2010年07月24日 | 学生時代
昭和62(1987)年3月、入学手続きを済ませた子どもに親は真顔で忠告した。

 「大学は垢が多いけー気をつけにゃーいけんで」

腐臭のする過激派を侮蔑的な漢字一文字で表現してしまう冷淡さに私は苦笑したが、心配無用と返答した。

 「屑高校であれほど仰山の愚かな垢教師を見てきたワシがスッカラカンの左翼思想にかぶれる可能性は皆無じゃ。己の言い分を通すために物をさんざん破壊した田分けが能書きを言ったところで誰が相手にしょーにー」

息子の厳しい口調に親は安心したようだった。私の家では全共闘時代の残党に対する評価は極めて低かったのである。大学の同期の殆どは時代遅れの我侭な連中を歯牙にもかけていなかった(笑)

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カレーの経時変化

2010年07月24日 | 日記

カレーは一晩寝かせると味がまろやかになると多くの人が思っている。確かにスパイスの角が取れてソースは旨味が増しているように感じる。だが、見方を変えると肉や野菜本来の持ち味は濃いソースに消されて存在感が薄くなっていると言うことも可能だ。

最近私は考えを改めてカレーをあまり煮込まず、かつその日の内に食べ切れる量を仕込むようにしている。旨味よりも素材の味、スパイスの香りや辛味を重視するようになったのだ。日本人は旨味過多に慣れっこになって微妙な味の判別がつかなくなっているとの一部の指摘は強ち間違いではないだろう。実際、手早く作るカレーは意外にイケる。

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ふみの日に筆ペンを握る

2010年07月23日 | 日記
今日はふみの日。ということで筆ペンを取り出して机の前に座った。しかし、陳腐な文章しか思い浮かばず「明日にしよう」という気になった。先送りを続けて8月を迎えてしまうのがいつものパターンである。おそらく今年も残暑見舞いをしたためることになるだろう(笑)

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もろきゅうを食べて火照った体を冷ます

2010年07月23日 | 家飯

板摺りしたきゅうりを乱切りにしてもろみ味噌を添えた料理がもろきゅうである。みずみずしいきゅうりには体温を下げる効果がある。うだる様に暑い日にもろきゅうをアテにして酒を飲みたくなるのも一理あるのだ。

ボリボリ音を立ててキュウリを噛み砕き涼をとる。広島が猛暑日となるのはもうじきだろう。食べ物を工夫して夏バテを予防しないといけない。肉と野菜と酢の組み合わせが重要になってくる。

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かもめーるを購入する

2010年07月22日 | 日記

コンビニに寄ったついでに店員に「かもめーるはまだあるかい」と尋ねたところ「あるにはあるんですが…」と曖昧な返答をした。よく聞くと無地は既に売り切れてアニメの絵柄しか残ってないということだった。

改めて郵便局まで出向くのも馬鹿らしいので気乗りのしないはがきを数枚購入した。郵便事業株式会社が作ったパンフレットを見ると他に絵柄は「金魚」と「いろどり」がある。もし全て在庫があったならば私は「金魚」を買っただろう。

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