パンチの効いたカレーうどん

カレーを三度続けて食べるのは流石に飽きるので、乾麺を使ってカレーうどんを作ることにした。この料理には鰹だしが欠かせない。だしをひいて、これでカレーをのばし、薄口醤油と味醂と塩で味を整える。そして最後に水溶き片栗粉で少しとろみをつけてかけ汁の完成。


私が好んで用いる乾麺はかも川うどん（岡山手延素麺株式会社）。ゆで時間が１３分かかるが、待つだけの価値は充分にある。麺を丼に移し、汁をかける。

まず食欲をそそる香りをよく嗅いでから箸をつける。濃厚な鰹の旨味をまとったコシのある平麺。熱い汁を吸うたびに汗がポタポタとこぼれ落ちる。カレーうどんは弱った胃袋に心地よい刺激を与えてくれる。

NIKKEIプラス1の何でもランキング

本日は取り寄せ可能なご当地アイスのベストテンが載っていたので思わず手に取った。
１位　清水白桃（岡山）
２位　夕張メロンアイス（北海道）
３位　だだちゃ豆アイス（山形）
「なるほど」と頷きながら８位まで読んだが、最後は「そんなものがあるのかよ」と驚いてしまった。
10位　焼きなすアイス（高知）
「変わった味ながら香ばしい焼きなすの感じがよく出ている」との意見が可笑しかった。一度は試してみる価値があるかもしれない。6個セットが2940円（送料込み）で販売元は安芸グループふぁーむ（TEL0887-35-2620）

焼肉ＤＡＹ

こう暑くては肉を食わないと体が持たない。今日は焼肉。初っ端は牛ハツの刺身。非常に淡白な味でピリ辛酢味噌がよく合う。食感はコンニャク刺に似ている。


あとはお決まりのパターンで白肉を注文。脂がたっぷりついている大腸は絶対に外せない。ホルモンは焼き過ぎると台無しになるので、私は軽く焙って口に入れる。これがほんまに旨いんだわ。カロリーは考えないことにしている（笑）。

砂肝炒め

細かく刻んだ砂肝に日本酒を揉み込み、サラダオイルで手早く炒める。味付けは塩と胡椒のみ。塩はきつめにした方がおいしい。微かな血の香りも味のうちだ。グミグミとした食感が好き。我が家では夏のつまみの定番となっている。

ゴーヤの苦みは大人の味

からっと晴れたのは何日振りだろう。気温は３０℃を軽く超えた。こんな日にはゴーヤのお浸しを食べたくなる。ゴーヤは縦に包丁を入れ半割し、白いワタをきれいに取り除く。３ｍｍの厚さにスライスして塩水でさっと茹でて、氷水に取り、水気をよく切る。鮮やかな緑はいかにも涼しげである。削り節を振って酢醤油をかけると食べやすいと思う。舌に広がる苦みをビールで洗い流す瞬間は爽快だ。

つかの間の蝉の合唱

１９時頃、蝉が一斉に鳴き始めた。しかしすぐに雨音が聞こえてきて虫の声は止んでしまった。長梅雨で困っているのは人間ばかりではないようだ。

マナガツオの繊細な味

マナガツオは西日本では非常に人気がある魚だ。その味をおぼえてしまえば絶対に忘れることはないだろう。それ位美味である。今日は珍しく鮮魚店にこの刺身が置いてあった。店主は表面をバーナーで軽く焙ってくれた。見た感じは白いトロである。嫌なしつこさはまったくなく、口の中で上品な脂がジワジワと融けていく。

長雨

明日も降るみたいである。日曜から雨続きで、さすがに鬱陶しくなってきた。汗をかかないとビールの味も冴えない。眩しい光をそろそろ浴びたい気分だ。

わさびご飯

本わさびが残った時に作るのがこれ。炊きたてのご飯に削り鰹をかけ、その上におろしわさびをたっぷりと盛る。ここに醤油を落として軽く混ぜて、ご飯と一緒にかき込む。


爽やかな香りが鼻からツーンと抜け、辛味だけでなく甘味も感じる。お代わりすることは間違いなし。『魯山人味道』には錦木（にしきぎ）の名で載っている逸品。

「日本橋」の読み方

日本橋という地名は東京と大阪では読み方が違うのをつい最近知った。
東京ではにほんばし。
これが大阪ではにっぽんばし。
私はどちらも「にほんばし」と言っていた。道理で大阪の人が変な顔をしていた訳だ。はずかしい話である。

恵みの雨

朝からまとまった雨が降り、連日の蒸し暑さから解放された。扇風機の風がひんやりとして心地よい。こんな晩はビールも要らない。久々にアイスノンなしで眠りにつけそうである。

プリプリのシラサエビ

体長１５ｃｍ前後のシラサエビを塩茹でに。カボスを搾ってかぶりつく。このほのかな甘みが実にいい。オドリで食べるよりも好きだ。

コチの造り

魚屋でコチの半身を買った。吸物、煮付けにしても非常に美味いが、鮮度の良いものは造りでいただくのが一番だ。コリコリした食感で甘みが強い。味のバランスではマコガレイより上かも。旬のモノは小細工を施す必要がない。

焼肉屋で冷麺

「夏には焼肉屋で冷麺を食べる」と教えてくれたのは大阪の友人Ｋ君だった。生野区でそれを初めて食べた時の衝撃は今でもはっきりとおぼえている。「こんなにうまいもんがあったのか」以来この料理は大の好物となった。

暑い日には無性に冷麺が欲しくなる。さっぱりした味わいのスープにゆで卵の黄身を溶かして飲むとコクが出て、また違った美味しさを楽しめる。たくさん焼肉を食べた後でもスイスイと喉を通る。やはり焼肉と冷麺は別腹である。

朝顔

非常に寝苦しい夜が明けた。朝から湿度は高い。鉢植えの朝顔を見て少し爽やかな気分になった。今日も暑くなりそうだ。