寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

大可島(たいがしま)の波止近くにある稲荷神社

2011年11月30日 | 
大可島の波止のすぐ東側に狐の石像と赤い鳥居がある。某会社の駐車場を通らせてもらい稲荷神社に寄った。かつて遊女もここで手を合わせていたと聞くが、島の最南端から海を見て一体何を考えていたのだろうか。

大可島の稲荷神社(福山市鞆町)


…元和の初期に芸備の太守、福島正則は、鞆城を築くにあたり家老の大崎玄蕃に命じて、古城山の頂上を平坦にするため、切りくづした土壤を西町と大可島との間の浅瀬に埋立て、満越町(道越町)を造り、それまで江之浦に散在していた女郎屋を1ヶ所に集めて有磯町と呼ばせた。…

『鞆今昔物語 / 表精(昭和四十九年七月一〇日発行)』

稲荷神社から瀬戸内海を望む

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初号アサヒビール復刻版発売中!

2011年11月30日 | 食材
明治25年(1892)に大阪麦酒が発売した商品アサヒビールを当時の分析表を基に現代の技術で復刻したもの。ラベルのデザインを見た瞬間缶をつかんでレジに向かっていた。まだ飲んではいないのだが、ホップのよく効いた濃厚な味だと思う。メンチカツのような揚げ物は相性抜群だろう。

初号アサヒビール復刻版(裏面)

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20年ぶりに訪れた港町・鞆

2011年11月29日 | 
終点の鞆港バス停で下車。福山駅前からの所要時間は30分少々、運賃は530円である。船着場の前で私は「昔のまんまだな」と呟いた。それから南へ歩いて行き有名なスポットを撮影した。

大可島の波止は江戸期から明治にかけて築造されたものである。大昔ここは島で今のように陸続きではなかった。城塞が築かれ大規模な遊里まであったことは広く知られている。

大可島の波止(福山市鞆町)

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本当の意味の勉強

2011年11月29日 | 日記
学力を速やかに上げる秘訣を受験生は知りたがる。私の経験から言うと自分の苦手な分野を徹底的に分析し克服することである。できる所はやらなくてもよい、やった所で時間の無駄遣いである。今日はこんな味気ない話ではなく、本当の意味の勉強について話したい。

私は自堕落な高校教師(極左&恫喝団体)からは何も教わらなかった。変なイデオロギーに染まった彼らを見て「自分の意思で調べて自分で結論を導き出すことが最も重要である」ことに気づいた。図書館を利用したり、人生(≒泥をなめた)経験豊富な戦前生まれの人たちの話を聞くことでかなり知識もついたし偽物を見抜く目が養われた。まずは自分が本当に「知りたい」と思ったことから手をつけていくのがよかろう。

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鞆行きのバスから見た風景(後編)

2011年11月28日 | 
坂のてっぺんまで来ると後はひたすら下りである。暫くして横長の看板に田尻町(たじりちょう)の表示が見えた。今や田尻はあんず祭りで有名だが、私が小学生の頃は潮干狩りで賑わったものである。水呑町は開発ですっかり変わってしまったが、この界隈は昔の面影をよく残している。

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勝利者となった橋下徹氏

2011年11月27日 | 日記
注目の大阪市長選は橋下徹さんが勝利した。選挙前の露骨なネガティブキャンペーンの影響などほとんど無かったかのような得票数である。既得権益を守ろうとする団体はハシズムなる冴えない造語まで生み出し封じ込めを狙ったが、変革を求める声の方が多かったということだ。江戸時代から続く難しい問題や偏向教育をどう正していくかについては広島県東部の人間としては大いに興味がある。これからが楽しみだ。

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鞆行きのバスから見た風景(前編)

2011年11月27日 | 
鞆方面行きのバスは15分おきに出ている。11番のりばに入ってきたバスに乗り込み発車を待つ。昨年鞆を観光した大学時代の先輩が「昔のままのような風景で心が和んだ」と感想を述べていたが、私の目にはどう映るのであろうか。

バスは広島県道22号福山鞆線を走り水呑町(みのみちょう)の商業高校入口前交差点を通過した。この先から緩やかな上り坂となる。通称「三分坂」は鞆軽便鉄道にとって難所であった(詳細はトモテツのホームページを参照されたし)ことは随分昔に母から聞いた。

福山市水呑町の向丘書店付近

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JR福山駅南口のバスのりば

2011年11月26日 | 
竹原市探訪から1ヶ月以上が経過し、政治の表舞台からは疫病神が消え世の中は落ち着きを取り戻しつつあった(笑)

真夏日を記録することもなくなったので歴史ある地元の港町まで出掛けることにしたのだ。JR福山駅南口のタクシーのりばを通り過ぎバスのりば案内の前で足を止めた。鞆(とも)方面行きのバスは11番から発車することを確認し横断歩道を渡った。

福山駅前バスのりば案内の看板

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福山城の舟入状遺構

2011年11月26日 | 郷土史
平成20年(2008)年3月上旬、私は後々のために福山城の(御水門を含む)舟入状遺構を撮影した。当時(工事中)は柵の間に設けられた透明の板から誰もが遺構を見ることができた。市は遺構を完全にぶち壊して地下送迎場を作る予定であったが、10万人を超える反対署名が集まり計画の手直しを余儀なくされた。

福山城の舟入状遺構(左手が伏見町にあたる)

福山城の舟入状遺構(後方に見える建物は三之丸町のキャスパ)

結局遺構の一部を壊して送迎場は整備されることになった。遺構の埋め戻しは平成21年9月24日にほぼ完了し、今年の7月1日から地下送迎場の利用が始まっている。JR福山駅南口の貴重な文化財を完全な形で残すことができなかったことについて私は強い憤りを覚えた。だからこそ鞆の問題を一福山市民として考えてみようと思ったのである。

JR福山駅在来線3番ホームから福山城の舟入状遺構を撮影(2008年7月)

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福山案内 / 鳥山一郎(大正版:一九八〇年九月一日復刻)

2011年11月25日 | 書籍
深安郡福山町が福山市となったのは大正5年(1916)年7月1日である。大正期の福山の様子を知る上でこの本は必須アイテムと言える。折り込みの案内地図を見れば現在の町名とは大きく異なっていることが一目瞭然だ。復刻されたハンドブックには多くのジャンルの店(病院を含む)が広告を出しており、戦前の市街地図を広げて所在を確認するのも面白い。

福山市の中枢部は昭和20年(1945)8月8日の空襲によって丸焼けとなり、多くの人命と文化財を失った。米軍は重要とみなした都市を計画的に爆撃して潰したのである。敗戦後は広島市や呉市と同じようにほとんどゼロからのスタートであった。

先人たちの情熱と努力によって新たな街が出来上がり、後に広島県第2の都市(現在の人口は約46万)へと発展する。岡山との県境に位置する城下町(備後10万石)が急速に飛躍したのは、日本鋼管(現JFE)を誘致したことが大きい。もう1つ忘れてはならないのが、暮らしやすい街ということである。のぞみが停車する福山まで近隣の市からわざわざ買い物(あるいは飲み)に来るのも頷けるのだ。

謙虚さを常に忘れず欠点を少しずつ克服してゆくのが備後人の良いところだと私は思う。戦前から伝わる古き良き文化を大切にしながら新たなものを生み出す中核市であって欲しいものだ。

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畑のサファイア(くわい)がスーパーに並ぶ

2011年11月24日 | 食材
備後の特産品くわい(慈姑)は、その色合いから畑のサファイアの別名を持つ。スーパーでくわいを見かけると冬が近づいているなと思う。出始めなので100グラム当たり70円程度だが、12月下旬にはかなり高くなる。私の家では画像のような小さなくわいを好んで買い求める。

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ポビドンヨード&のど飴

2011年11月24日 | 日記
のどの調子はあまり良くない。むずかゆいようなヒリヒリするような、扁桃腺が腫れてきている証拠だ。ポビドンヨードを水で薄めてうがいをして、のど飴を舐める。手洗い・うがいをもっと早くから行っておくべきだったと後悔することしきりである。

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ドイツ料理の定番・ジャーマンポテト

2011年11月23日 | 家飯
私はドイツ料理のジャーマンポテトが好きで時々作る。用意するものはジャガイモ、ベーコン、玉ネギ、パセリ。フライパンを熱してサラダ油を加えベーコンを炒める。続いて玉ネギを投入。玉ネギが透き通ってきたら乱切りにした蒸しジャガイモを加えて塩、コショウで味を調える。

この時バターを併用すると風味及び熱量アップにつながる。仕上げに刻んだパセリを散らして完成。赤黄緑の彩が美しいジャーマンポテト。イモの表面には濃厚な味がついているが、中は素朴な美味しさである。味の濃淡を楽しむ料理だ。

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小芋(ジャガイモ)を蒸す

2011年11月23日 | 食材
小さなジャガイモの皮を包丁でむくと貧弱になってしまう。そこで水洗いした皮付き芋を15~20分蒸す。竹串が貫通するのを目安にするとよい。熱いうちに皮をむく。蒸し芋に塩、バターをつけたじゃがバターも旨いのだが、私は別の料理を作ることにした。

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