寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

魚卵(真子)の下処理

2013年04月30日 | 食材
春は市場に魚卵がたくさん出回る。人気があるのは鯛や鰆だが、鯖のそれも味は良い。卵を煮る前に血抜きを行う。太い血管に針や竹串を突き刺し穴を開けて塩水に暫く浸けておくだけである。

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味わい深い蕗(ふき)の煮物

2013年04月30日 | 家飯
蕗に塩をまぶして板ずりしてから沸騰水に入れる。さっと茹でた後、皮をむき4~5cmの食べやすい大きさに切る。

食べやすい大きさに切った蕗

次に薄味の出汁で3分ほど炊く。蕗の色合いと風味を活かすには白醤油を使うのがベストだが、家庭では薄口醤油で十分だろう。少し味醂を加えてやさしい甘みをつける。行平鍋を水に浮かべて煮汁ごと蕗を冷やす。

タッパーに移して1日置くとよく味が馴染む。顎をゆっくりと動かし爽やかでほのかな苦味を堪能する。日本人だけの楽しみだ。

蕗の煮物

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JR山陽本線・本郷駅に初めて降り立つ

2013年04月29日 | 
JR三原駅の次(広島方面)が本郷駅であるが、私にとっては長い間ただの通過駅であった。今回西国街道の宿場町を調査するため初めて本郷駅で降りた。駅舎は新しくなってまだ4年ほど、非常にきれいである。

JR山陽本線・本郷駅

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靖国神社参拝と憲法改正

2013年04月29日 | 日記
東京九段の坂を上った先に靖国神社はある。武道館のすぐ近くの特別な空間に一度も参拝したことがない売文乞食(我が国の斜陽産業)と劣等感の塊ども(捏造史専門の外野)はイチャモンをつけるのが天命であると錯覚しているようだ。

私は上京する折り、時間が許す限り靖国に足を運ぶ。一日本国民として行きたいから行くのだ。最近では若い人たち(偏ったイデオロギーをいとも簡単にはねつける)の姿をよく見かけるようになった。いよいよカクメイ好きの無能売国左おねじり政党を壊滅へと追い込む時が来た。カビ臭のきつい妾憲法を書きかえるには参院選での大勝利が必要だ。

新宿中村屋謹製こんぺいとう

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絹さやえんどうと豚肉の炒め物

2013年04月28日 | 家飯
小振りの絹さやと豚肉を油で炒めて塩・コショウで味付け。日本酒を回しかけて蒸し焼きにして最後に薄口醤油をほんの少し垂らす。

豚肉の旨みをまとった絹さやはシャキシャキ食感で飯がなんぼでも進む。この感動も今月いっぱいまでだな、おそらく。

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備後ばら寿司を作る

2013年04月28日 | 家飯
備後地方のばら寿司は岡山の祭り寿司とほぼ同様である。我が家では春と秋に作ることが多い。生物を入れないのが基本原則で魚介は酢で〆たり煮付けたりする。昔と比較すると寿司酢に加える砂糖の量はかなり減った。

鰆、サルボウガイ、地エビ、イカ、蕗、干しシイタケ、ニンジン、錦糸卵、絹さやをちりばめたのでかなり豪華なばら寿司だ。原色の食材を配置して見栄えをよくするのはイタリア料理との共通点でもある。余ったばら寿司は蒸して食べるとまた違った味わいとなる。

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銀皮が美しい鰆の切り身 

2013年04月27日 | 食材
春に産卵する鰆、銀皮の美しさが食欲をそそる。冬と比べると身がやわらかいので火を入れて食べるのがよい。味噌漬けを焼いたものなどは私も大好きだ。面白いことに日生辺りでは甘辛い割下で鰆を煮て食べる(鰆のすき焼きは漁師のスタミナ補給)とか。日本は狭いように見えて実は広い。

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便利なペットボトルde結露取りワイパー

2013年04月27日 | 日記
家の者が100均で買ってきたアイデア(?商品)。塵取り状のワイパーを500mlのペットボトルに接続して使う。

結露取りワイパー

風呂場の窓にワイパーを平行に密着させてボトルを下から上に移動させると水滴がボトル内に入る仕組みである。期待して試してみたが、凹凸のあるタイル貼りの壁ではあまり効果を発揮しなかった。平面専用ということでまたいつか使う日が来るのであろうか(笑)

結露取りワイパー(拡大)

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福山市東深津町5丁目の三密院跡に辿り着く(後編)

2013年04月26日 | 郷土史
丘のほぼ頂に空き地があった。三密院の標識を見た私は「ここだったんですね」と言った。案内役を務めた男性は満足げな表情を浮かべて頷いた。

三密院の標識

丘の上から山陽新幹線の高架を望む

昭和23年生まれの男性の話では小学校5年の頃までは廃屋が建っていたという。敷地の隅の方には五輪塔や地蔵がまだ残っている。江戸時代の文献の記述通り見晴しのいい場所だ。

松柱庵
三密院といふ、眞言地なり、松柱と云ふ處にあり。昔、世羅郡高山今高野山の僧來りて艸創と云。桂(佳か)景なる地なり。

『西備名區』

深津高地は開発によって様々な建物ができたが、独特の形状や高低差の把握は今でも可能である。存在する物だけにとらわれると大切な物を見落とすということを悟った。

田舎者の郷土史研究が陳腐な過去マンセー調になりがちなのは現在と未来に希望を抱けないためだろう。市中心部の発展と鰻の寝床のような僻地の没落、民度・産業・立地条件が複雑に絡み年々格差は広がるばかりである。私は丘の上で「想像してごらんよ」と実現不可能な理想郷を歌った男が蜂の巣になって最期を迎えた例を静かに思い浮かべていた。

跡地に残る五輪塔など

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ゴミ収集に合わせて大掃除

2013年04月25日 | 日記
ゴールデンウィーク明け燃えるゴミの収集は5月7日。つまり1週間以上室内に残渣などを置くことになる。そこで早めに掃除を開始した。部屋の隅からダンボール類や包装紙の類が次から次へと出てきてビックリ。今週末にはパンパンの袋を何個も出すことになりそうだ。


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福山市東深津町5丁目の三密院跡に辿り着く(前編)

2013年04月25日 | 郷土史
旧深津郡深津村の三密院があった場所を特定したくなったのは、深津学区チャレンジ一万歩という地図を見てからである。その大きな看板は深津公民館の前に設置されており、9番目のポイントに三密院の名がある。

深津公民館

深津学区チャレンジ一万歩(5km)の9番目のポイントが三密院

「三密院の跡については沖や丁分の住民に聞いたんですが、皆首を捻ってました。それが残念で残念で…」

私のぼやきを聞いて男性は朗らかに笑い「珍しい人がおったもんじゃな」と言った。東深津町5丁目23と記された緑色のプレートから右の道に入る。

丘の上へ続く道

東深津町5丁目23を示す緑のプレート

一旦下ってからまた上るという余所者を拒むかのような奇妙な道が続く。しばらくして私達は丘の上に到着した。

丘の上を望む

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福山ロッツ営業最終日は雨

2013年04月24日 | 郷土史
降ったり止んだりの生憎の天気、福山ロッツの営業は本日まで。ということで様子を見に夕方寄ってみた。一階では軽快なビートルズのシー・ラブズ・ユーが流れいつもと変わりない感じだ。既に建物内は抜け殻状態だが、もともと福山の人間は感傷的ではない。店が無くなれば新しいものができる。ただそれだけのことだ。何も買わずに私はロッツを後にした(笑)

福山ロッツ営業最終日

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福山市東深津町5丁目のアサムラサキ工場跡地へ向かう(後編)

2013年04月24日 | 郷土史
葉隠饅頭から南へ更に下ってすぐ東方向へ延びる道が現れる。深津の歴史に詳しい男性は「ここがアサムラサキの工場跡だよ」と指差した。

東深津町5丁目のハイムモルゲンロート(アサムラサキ工場跡地)

建物にはハイムモルゲンロートという名がついておりA~C棟まであった。アサムラサキという社名はもともとは商品名(醤油)だった。昭和51年に社名変更する前は藤國醤油株式会社で、創業者の藤井國五郎さんの2文字を取ったものと思われる。

明治43年(1910)に醤油製造専業となり大正12年宮内庁御用達の醤油として朝紫(朝廷に納める醤油という意味)の名をいただいたという話である。

アサムラサキ工場跡地から東方を望む(ミラーの先が丘へ上がる道の入り口となる)

私が数年間追い求めてついに分からず仕舞いだった廃寺跡について男性に話を振ると「オタクは深津高地に興味があるんじゃな。ワシは昔そこでよう遊んだが、知っとる者はほとんどおらんじゃろう。久し振りに行ってみるかな」と言った。予期せぬ素晴らしい展開に胸が躍った。私達はミラーの先から洋館の建つ方向へ進路を変更して話を続けたのである。

洋館の横の細い道を上る

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パセリと沢庵の意外な組み合わせ

2013年04月23日 | 家飯
タルタルソースの原料の1つピクルスの代用品として漬物の名を上げたのは村上信夫さん(故人)だ。水に晒した玉ねぎ・ゆで玉子・沢庵の微塵切りをマヨネーズと和えてレモン汁(ない場合は米酢でOK)を加えて味を調える。

沢庵入りタルタルソース

和と洋の食材が違和感なくまとまったタルタルソースを蒸しアスパラにかけて味わう。濃厚ソースのおかげでこの3倍量の野菜を平らげてしまった。

蒸しアスパラのタルタルソースがけ

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福山市東深津町5丁目のアサムラサキ工場跡地へ向かう(前編)

2013年04月23日 | 郷土史
母から大体の位置を聞いた私は現地調査を行った。三枚橋を渡り松原通りを真っ直ぐ東へ向かうと薬師寺門前である。

薬師寺門前を右折

薬師寺から王子山へ向かう道中

門前から右折して細い路地に入り南下する。少し先の小高い丘が王子山、山裾で道は丁字路となる。

王子神社参道と葉隠饅頭を望む

丁字路を左に曲がってすぐ王子神社の鳥居や葉隠饅頭が見える。私はゴルフクラブを持って神社の方へ歩いて行く男性を見つけて声を掛けた。この日は本当に運が良かった。その人は深津高地について驚くほどよく知っていたのである。「案内してあげよう」と言われ私は深々と頭を下げた。

私の進路(福山空襲焼失家屋地図に黄色い矢印で示した)

参考までに福山空襲焼失家屋地図を用いて進路を黄色の矢印で示した。蓮池川(溜池)西側の文のマークが現在の福山市保険センター(三吉町南2丁目・戦前は盈進商業学校の敷地で校舎は空襲でほぼ丸焼けとなった)、川東側の卍マークが薬師寺である。

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