旧西国街道の一部だった己斐橋（前編）

広島県道２６５号伴広島線を西北西の方角に進んで行く。途中から脇道に入り太田川放水路左岸の堤防道路に出た。




『西国街道を行く 街道ぶらり旅 安芸・備後路 / 中国地域づくり交流会 西国街道ぶらり旅の会（２０１０年）』
　広島城下の町は築城以来近代に至るまで、幾度となく水害にさらされて来た。　
　そのため、己斐町と福島町の間に流れる山手川と、福島川を統合し放水路をつくり、太田川に溢れる雨水をこの放水路に流して他の川の氾濫を防ぐ「太田川放水路」の計画は早くから立てられていた。昭和七年に国会の議決を経て、昭和九年から工事が始まったが、途中、戦争による中断もあり昭和四十年九月、着工以来三十三年の歳月を費やしようやく完成した。長い間の水害に悩んで来た広島にとっては、世紀の大工事であった。太田川放水路は川幅四百メートル、延長八キロメートルのゆったりとした川で、以後、広島の町を洪水から守っている。結果として七つの川が一つ減り六つとなった。「鯉はこいでもお城の鯉は、七つ川の瀬空から泳ぐ・・・」と親しまれた「広島音頭」も今では唄う人もなくなり、いつしか忘れ去られてしまったようだ。

土手道は非常に交通量が多い。私は猛スピードで走り去る自動車に注意しながらゆっくりと歩き【己斐橋東詰】交差点に到着したのだった。

手羽中の煮込み

私が鶏肉を最もよく食べたのは関東に居た頃（２０代半ば）である。鮮度のよい魚が手に入らないので畜肉で我慢するしかなかった。特に好みだったのが、鶏の手羽中である。手羽元ほど肉はないが、ゼラチン質に富み旨味も強く非常に美味しい部位だ。当時はフライパンで焼いてビールのつまみにしたものである。現在はガスコンロの掃除をするのが邪魔くさいので甘辛煮をよく作っている。辛味が欲しい時には鷹の爪か実山椒を入れる。大量に仕込んで冷蔵庫で保存すれば４～５日は大丈夫である。

広島県福山市北吉津町３丁目１１‐８・にこぴん薬局北吉津店・令和３年１１月１日（月）オープン

【打縄】交差点角の「鶏丸」隣は「桂地所」の管理物件だった。そこが「にこぴん薬局北吉津店」になり１１月１日にオープンする。私がジンケンゴロ監視下の収容所にいた頃の話だが、居酒屋の場所に「真光」の看板があったと記憶する。ひょんなことから黒歴史を思い出すことになった（笑）

広島県福山市御船町２丁目２‐３５・「（仮称）ヴェルディ御船町二丁目」建設地

令和３年１０月２１日（木）、漸く旧福山市御船駐車場跡地に標識（建築計画のお知らせ）が設置された。建設されるのは「(株)信和不動産」の地上１５階建分譲マンションである。


着工は来年２月１日の予定（おそらく「株式会社丸徳商店・なんでも屋」跡地の方が先になると思う）。中心市街地のマンション建設ラッシュはまだまだ続く感じだね。

広島県福山市三吉町南２丁目５・アルファゲートタワー福山駅前マンションギャラリー設営工事

国道３１３号【三吉町南２丁目】交差点角（もとファーマシィの医療複合ビル建設予定地）に建設されるマンションギャラリー。ＪＲ福山駅前（南口）再開発の宣伝を新中心市街地（交通の要衝）で行うのだ。


１０月下旬からクレーンを使用した躯体工事が始まった。プレハブ２階建ならば工期は３ヶ月で十分である。【府中分かれ】交差点近くにギャラリーを設置することに売主の本気度がうかがえる。

広島県福山市箕島町５８１６‐１１０他・「（仮称）西松屋福山箕島店」新築工事

昨年５月に閉店した「ボントレ珈琲店ホノルルベース」が解体されるのを少しだけ眺めた記憶がある。９月から跡地（アパート「カプリⅡ」の隣）で新築工事が始まった（１～４枚目の写真は同月下旬に撮影した）




その時は注文者が「ダイワロイヤル株式会社」で施工者は「吉元建設株式会社」であること位しか分からなかったが、『経済リポート ２０２１年（令和３年）１０月２０日 １７５０号』の新築情報（４０ページ）に目を通して建屋が「西松屋」になることを知った。すぐ近くに「むさし福山箕島店」がオープンすることが決まっておりお金の循環もある程度は期待できよう。



おまけ
明日（２８日・木曜）から【福山菊花展覧会】が開催される。




福山城大改修工事のため展覧会の場所は分散している。福山市役所の西口と南口に大きな菊が飾ってあった。期日前投票に訪れる人はぜひ眺めてね。

フードグランニチエー三吉店は１０月２７日（水）から改装休業に入る

「フードグランニチエー三吉店」は店内改装工事のため今日１９時に閉店することが告知されていた。明日から金曜日まで改装休業となる。


リニューアルオープンは１０月３０日（土）午前９時の予定である。レイアウト変更によって人の流れがどうなるかが楽しみである。

ファミリーマート福山木之庄店・令和３年１０月２９日（金）午前７時リニューアルオープン

「ファミリーマート福山木之庄店（広島県福山市木之庄町２丁目１‐５）」がリニューアル工事中で現在臨時休業している。今週金曜日にリニューアルオープンする旨の貼り紙を見た。


コンビニ間の熾烈な競争で閉店する所も少なくないが、立地に恵まれて当店は以前から繁盛している。スーパーが近くにあるのもその理由の一つかもしれない。

吉野家の牛ハヤシライス

１０月７日（木）から販売開始となった牛ハヤシライス（税込み５４７円 ※私は関東で数年間暮らしたが、豚ハヤシは一度も見たことがない）。牛丼のデミグラスソースがけといった感じである。ソースは旨味よりもトマトの酸味が勝っている。フレッシュミルクの添加でコクがアップしているが、私にはやや塩気が強いように感じた。「肉だく」を選択すると味のバランスが良くなるのかもしれない。残念な点は肉がカットされていないのでスプーンで食べるのが難しいこと。ソースがシャツに飛び散るのを気にするあまり食事に集中できない（不器用な人にはテイクアウトかスプーンと箸の両刀使いをすすめたいｗ）。

広島県福山市西町２丁目８‐１５・旧福山ＹＭＣＡ解体工事３

「(株)日本エンジニア」による建屋解体工事が近々完了しそうである。瓦礫の撤去が終わり更地といってもよい状態だ。


私の関心は既に跡地の活用に移っているが、詳しいことは全く知らない。一等地だから方向性は決まっているものと思われる。

サゴシの酢締め

市内のスーパー・オンリーワンでサゴシ（サワラの幼魚）が１尾２００円で売られていたので購入した。３枚におろして塩を両面に振り４０分放置し脱水した上で米酢に２時間漬けた。


サゴシはペーパータオルに包み冷蔵庫で保存する。丸１日経ったくらいが食べ頃である。毛抜きで骨を抜き取ってから銀皮を剥き包丁でスライスする。適度に塩が回った身は旨味もほどほどでたくさん食べられるのがいい。

かにかまチャーハン

家庭でチャーハンを作るにはいくつかポイントがある。先ずはご飯をかために炊くこと。そして温かいご飯を使用し１人前ずつ作る。卵液をご飯にコーティングする時は中火でいい。



少量の油を足して強火にしてご飯をパラパラに仕上げていく。塩、コショウで味付けし予め炒めておいた具材（かにかま・いか・白ねぎ）を投入し醤油で味を調える。最近『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』で公開されたレシピからレタスを抜いたものだが、市内の中華料理屋で出されるチャーハンより余程美味い。油っこくなくて塩分と旨味が丁度いい（また生姜の微塵切りがいい仕事をしている）。

広島県福山市王子町１丁目３‐１９・王子マイカーセンター閉店

国道２号線沿いで営業していた中古車販売店「王子マイカーセンター」。最近店仕舞いしたようで建屋の中は空っぽである。


「大和ハウス工業株式会社福山支店」の管理地ということだからいずれ解体して貸店舗を建設することになるのかもしれない。

早々と期日前投票を済ませる

今日（１０月２０日）から期日前投票が始まった。投票のあんない（衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査）が届いたので日が暮れる前に市役所まで出向いて投票を済ませた。帰りにタブレットを持ったＮＨＫの職員（女性）が投票結果についてアンケートに答えてくれとまとわりついてきた（出口調査に使用するのだろう）。私は快く応じたふりをして真逆の回答をしておいた（笑）

広島県福山市春日町７丁目１‐９・信和不動産の分譲マンション「ヴェルディ・ソレイユ春日」新築工事３

「ファミリーマート福山春日町店」裏手から信和不動産の分譲マンション建設現場を望む。躯体工事が順調に進み隣の「医療法人東和会 小林病院」よりも高くなっている。



スーパーや酒屋、飲食店（肉系がやけに多い）が近くにあり（車さえあれば）非常に便利な場所だ。繁華街分散型の福山を知る上で外せないエリアとも言える。