築地で食べる 場内・場外・〝裏〟築地

築地王こと小関敦之さんの新作（といっても昨年の12月発行）で築地の魅力を丁寧に解説している。自分の舌と足を使って作り上げている点は非常に好感が持てる。特に舌の感覚については私と似ているようだ。

〝裏〟築地編には鰻の「Ｍ川本廛」が出ている。ここの鰻ははっきり言ってうまい。注文から重（か丼）が出てくるまで30分はかかるので、この間に日本酒を楽しむことも出来る。品のいいお客さんに愛されている感じを私は受けた。

ROGER WATERS - IN THE FLESH

久しぶりにこのライブ盤を聴いている。ウォールからの3曲で会場は盛り上がる。大阪で見たライブも同様の感じであった。ロジャー・ウォーターズの機嫌は気持ちが悪いほどよかった。有名な曲では合唱が起こり、クライマックスのCOMFORTABLY NUMBで涙している人もいた。私はギルモア派ではないので、わだかまり無く楽しめた。

ある女性からの手紙

キティーちゃんの切手が貼られた小さな封筒が届いていた。見覚えのある筆跡である。差出人とは以前職場が一緒で、仲良くしてもらっていた。ズケズケ物を言う人だったが、あっさりしているところが私は好きだった。

手紙はこう結んであった。『・・・手紙を書くのは苦手なので終わりです。いつまでも元気でいて下さい』自分のために休日を使って250字も書いてくれたことが素直に嬉しかった。

牛丼

昨日はＹ野屋が大盛況だったらしい。並んでまで食べようという気になる人が多いというのが解せない。考えてみれば、日本人は限定に弱いし、踊らされるのが好きな民族でもある。
　
私は割烹で〝牛ロース丼〟を食った。それはファースト・フードと比較にならない程うまい。食生活をおろそかにする者は頭脳まで蝕まれる危険性がある。美食も成人病へのエスカレーターではあるが（笑）。