寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

大晦日は雪

2009年12月31日 | 日記
大晦日に雪が舞うのは何年ぶりだろうか。先ほどまで近所の子供がはしゃぎ回っていたが、静かになった。どうやら晴れ間が出たらしい。

大病をせずに新年を迎えられることが一番の喜びだ。当ブログをご覧の方々にとっても平成二十二年がそこそこ良い年になることを期待する。辛口の発言はずっと続けていくつもりである。

忍耐力のある人はこれからもお付き合い願いたい(笑)

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水菜とベーコンのスパゲッティ(ペペロンチーノ風)

2009年12月31日 | 家飯

冬の定番料理である。辛味をつけたニンニクオイルでベーコンを炒めてから水菜の軸を加えさっと火を通し軽く塩と胡椒を振る。ここにパスタのゆで汁をお玉1杯程度加えてソースを作る。

ゆで上がったスパゲッティをソースとあえ水菜の葉を最後に投入して完成。水菜のシャキシャキ感を残すことが唯一のポイントだ。私はベーコンで旨味を足したが、アンチョビで代替することもできる。

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新町赤線跡を通り二次会に向かう

2009年12月31日 | 日記

最上丸という屋号を持つ「タバコ屋」から東南にかけて新町(しんまち)と呼ばれる遊里があった。戦前この辻のすぐ北に「木綿橋」が架かっていた。江戸期には罪人の首を橋のたもとに晒していたと古文書には記されている。

木綿橋跡(道路はかつて入江だった)

辻を国道2号線の手前近くまで南下した辺りに色街を取り仕切ったI氏の住まいがあった。

戦争末期、米軍の空襲で新町遊廓は丸焼けになり、敗戦から数年後に国道2号線ができて旧色街は分断された。

御船町交番前から明治楼跡を望む

新町は新船町という意味で現・昭和町3・住吉町1、2(一部)、3(一部)・船町2、3、8・御船町1に相当する。K原氏が経営した遊廓「明治楼」の跡地に「もみじ銀行」が建っている。

明治楼跡に建つ銀行

旧友と私は銀行南の斜め道を通って酒房「たね」に移動した。そして日付が変わるまで話し大いに飲んだ。

不平不満をほとんど口にしない友が「この国は平和ボケだよ」と言ったのには驚いた。それで私は「夏の終わりに大いにボケてはしゃいだのは60代の目出度いオヤジどもだ。しかしイデオロギーで貧困は救えないよ。若者の方がよほど現実を冷静に見てるさ」と返した。私達の冷ややかな笑いはしばらく続いた。

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旧色街そばの大衆食堂で関東煮を食べる

2009年12月30日 | 外食
広島県第二の都市というのは名ばかりで駅前は寂れるばかりである。久し振りに会った旧友は「人がほんまに少ないな」と呟いた。私もまったく同感だった。

百貨店もどきの地下を通って船町のアーケード商店街に入る。メガネ屋の2軒先から道路辺りが戦前の入江で古老の話では固定式の「カキ舟」が浮かんでいたという。私達は地元で名の通った「大衆食堂」で酒を飲むことにした。

関東煮には白と黒がある

この店の名物は「関東煮(かんとに)」だ。串を頼むと有難いことに黒(肺臓)をたくさん盛ってくれた。さっと喉を潤してから店を出て旧色街(新町赤線跡)の方に向かった。

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我が家の粕汁

2009年12月30日 | 家飯

酒粕は前日の晩に細かくちぎり焼酎につけておく。これをすりこぎで潰し昆布だしで伸ばしてペースト状にする(フードプロセッサーがあれば作業は楽になる)

昆布だしに霜降りした鰤のあら、乱切り野菜を加えて加熱しアクを取る。続いて先のペースト、白味噌を加えて味を調える。七味を振ると完璧だろう。寒い日の粕汁は本当においしい。

我が家の粕汁

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白い息を吐きながら枯れすすきを眺める

2009年12月30日 | 日記

昔は近くに野原がたくさんあってすすきをよく見たものであるが、今や山の麓まで行かないと目にすることができない。

草花の状態を見て季節の移ろいを感じるのが困難な時代になってしまった。寒空の下、枯れすすきが風になびいていた。私はズボンに手を突っ込んだまましばらく冬景色を観賞したのである。

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暮に聴くLET IT BE

2009年12月29日 | 洋楽

LET IT BEは中学時代の愛聴アルバムだった。霧のかかったようなサウンドは不思議な魅力を持つ。この中にジョージ・ハリソンの曲が2つ入っているが、「I ME MINE」が特に好きだった。

ジョージ曰く「エゴイズム」をテーマにした曲で、メンバーに「こうしろ、あーしろ」と細かく執拗な指示を出すポール・マッカートニーを強烈に皮肉ったという説はあまりにも有名だ。

映画の中でポールがあえてジョージのプライドを傷つけるような発言をするシーンを見ている人は歌詞の意味するところに苦笑したことだろう。我の強さは時に他人を不快にさせる、そんな身近なテーマをとり上げ扱き下ろす英国人のセンスはすばらしい。

下らない自己主張ばかり続ける人間は私も昔から大嫌いである。「餌をくれ」と四六時中鳴く「狂犬」と知的レベルは同等だと思う。個人的感情をぶつける「匙加減」を間違え続ける輩を北関東の方言で「でれすけ」と言う(笑)

ビートルズ解散前

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小くわいの素揚げ

2009年12月29日 | 食材

小くわいを水洗いして布巾を使って変色した薄皮を剥ぐ。これをサラダ油で狐色になるまで揚げて塩を振るとオツな酒の肴になる。

揚げることで苦味は弱まるので子どももパクパク食べる。私が年末に必ず作る料理の一つだ(笑)

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小くわいの値段が上がる時期

2009年12月29日 | 食材

くわい(畑のサファイア)は私の故郷の名産品である。焼酎や菓子などの原料にもなる。芽が出るという意味からお節には欠かせない食材で年末は最も高い値がつく。

その中でも小さなくわいの人気は高い。大きいものよりも味が濃く苦味が少ないからだ。これを食べると新年を迎える気持ちになる。

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岩国寿司を食す

2009年12月28日 | 

岩国の旅における最終目的は有名な郷土料理を食べることだった。私は老舗料理店にぶらりと入って岩国寿司を注文した。

ここの寿司は広島や岡山のばら寿司を強く押した感じで甘口だ。母が昔よく作ってくれた寿司の味と似ていて懐かしさを覚えた。

町歩きをして少し汗をかいた後にはこういう味付けも喜ばれるのだろう。当然ながら甘さ控えめの寿司を提供する店もあるようだ。旅の際に何軒か梯子してみるのも面白いかもしれない。 

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天守から岩国城下を見渡す

2009年12月27日 | 

横山に岩国城が築かれたのは慶長十三(1608)年だが、元和元(1615)年六月、徳川幕府の命により取り壊された。よって山城が存在したのはわずか7年である。

私は展示物にはほとんど目もくれず最上階に向かった。天守から城下を望み目を細めた。中央が錦見(現・岩国など)、下方が横山でその間を錦川が曲がりくねって流れている。それはまさに「大蛇」と表現してもよいだろう。

恵みの川が一旦増水すれば「ヤマタノオロチ」のように暴れ周辺に大きな被害をもたらしたことがよく理解できた。地図では表現不能なスケールの大きさを肌で感じ「ここまで来て本当に良かった」と思ったのである。

岩国城下

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ロープウェー山頂駅から岩国城に向かう

2009年12月27日 | 

ロープウェー山頂駅から山道をしばらく登ると標識が出ていた。偏屈な男は階段ありの道を選び足を速めた。汗が一気に噴出す。

石垣

石垣が現れた頃には汗が噴き出していた。山頂駅を出て約五分後に岩国城に着いた。昭和三十七(1962)年に竣工したコンクリートの城だが、なかなか立派な姿である。

岩国城

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ロープウェーに乗り山頂を目指す

2009年12月26日 | 

ロープウェー山麓駅は岩国市横山2‐6‐51にある。階段を上り乗り場に向かう。既に10人ほどが並んでいた。

岩国ロープウェー

ロープウェーは満員になりサウナ状態であった。岩国美術館を見下ろして滴る汗を拭いた。夏場にロープウェーに乗ろうと思う人は過酷な環境を覚悟しておいた方がよい(笑)

岩国美術館

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旧目加田家住宅は二階建てだった

2009年12月26日 | 

目加田(めかた)家は中級藩士の住まいで江戸時代中期の建築である。ここも見学は無料だ。国の重要文化財に指定されている。

目加田家住宅1

外観から平屋建てかと思ったが、よく見ると二階建てである。中を覗くと階段箪笥らしきものが確認できた。錦川の氾濫に備えて二階建てにしたということだ。

目加田家住宅2

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吉香公園内の白山比神社

2009年12月25日 | 

岩国市横山の白山比(しらやまひめ)神社は菊理媛命(くくりひめのみこと)、小白山比命(こしらやまひめのみこと)、大国主命を祀る。石川県の白山神社の分霊を移したということはおそらく白山市(旧石川郡鶴来町)三宮町にある同名の神社を指すのであろう。

社殿は元慶八(884)年に建立されたが、その後火災が度々発生した。現在のものは明治三十一(1898)年に再建されたもの。ロープウェーに乗る前に武家屋敷を見ておくことにした。

横山にある白山比(しらやまひめ)神社

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