寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

ゴーヤ(苦瓜)の味

2008年07月31日 | 食材

ゴーヤ(苦瓜)の苦味が無かったとしたらどうだろうか。炭酸の抜けたラムネのように間抜けだ。決して美味しい野菜ではないが、暑い日には少々苦い食材が欲しくなることがある。

苦味を和らげるために中の白いワタ(種)をスプーンで綺麗にかきとる。あとは塩で揉むとか、茹でたり、揚げたりすれば更に食べやすくなる。元々旨味に乏しいので肉や鰹節などで味を補ってやる必要がある。

種を取り除いたゴーヤ

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カツオ漬け丼

2008年07月31日 | 家飯

カツオほど味に当たり外れのある魚はないと思う。軽い味のカツオであれば漬けにして食べるのも一つの手だ。

サクから銀皮を引き好みの厚さに切り分けて味醂醤油ベースのたれに5分漬ける。これをご飯の上に乗せて豪快に食らう。山葵が効き過ぎて鼻を押さえてしまった。

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イチロー選手の偉業を称える

2008年07月30日 | 日記
マリナーズのイチロー(鈴木一朗)選手が日米通算3000本安打の偉業を達成した。走攻守の三拍子が揃った類まれな日本人プレイヤーはメジャーリーグでも活躍し数々の記録を塗り替えてきた。

イチローの安打記録は日本歴代2位だが、張本勲氏の3085本を抜くのは時間の問題だろう。彼の凄さは自分の野球哲学を貫徹するとともに立派な記録を残し続けるところだ。有言実行の鏡である。

アホな質問をするレポーターには容赦なく冷ややかな毒舌で対応する一面が私は好きだ。ふてぶてしい天才は今後も野球の醍醐味をたっぷりと教えてくれるはずだ。

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危機意識の欠如が招く最悪の事態

2008年07月30日 | 日記

水の事故で亡くなる幼子が実に多い。不可抗力の場合もあるが、その大半は危機意識の希薄さが招いたと言ってもよい。

川や海には危険な場所があることすら知らぬ最近の父兄。行き当たりばったりの安易なレジャー計画は死に直結することを自覚すべきであろう。

「自分は大丈夫」という変な自信が一番危ない。最悪の事態に備えて目を光らせるのが親の務めである。親が子どもと同じことに没頭しているようではまずい。

善人悪人の区別なく、誰にでも「死」は訪れる。ただ短命、平均寿命、長寿の「違い」があるだけだ。長生きしたければ、それなりに知恵を絞る必要がある。

動かなくなった蝉を眺めながらこんなことを考えた。

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雷様ありがとう

2008年07月28日 | 日記
真っ黒な雲が上空を覆った途端、雷がゴロゴロと鳴り始めた。それからまもなく雨が降り出した。乾ききった街への激しい天然の打ち水。ジューという音が聞こえたような気がした。

晩の通り雨は約1時間続いた。おかげで外はひんやりとしている。今日の冷酒の味はいつもよりもキレが良く、ナスの塩揉みがとりわけ美味しかった。

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鯛の酒盗

2008年07月28日 | 食材

鯛の内臓を原料にした塩辛の一種。微生物発酵によってしょっぱさの中に複雑な旨味が生じている。

粘り気の多いオクラを輪切りにして添えた。酒盗がほんの少しあれば日本酒がいくらでも進む。大人のつまみの代表格である。

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生トマトソースのスパゲッティ

2008年07月27日 | 家飯

トマトソースと言えば「ホール缶」を使ったものが一般的だが、夏の新鮮なトマトでもとびきり美味しいのができる。

オリーブオイルでニンニクのみじん切りとタカノツメを炒めて香りと辛味を移す。ここにカットしたトマトを加えて手早く火を通し、塩とコショウで味付けする。そして刻んだバジルとゆで汁をお玉一杯程度加えておく。

ゆでたスパゲッティとトマトソースを十分にあえて乳化させる。最後にオリーブオイルとチーズを振りかけて完成。

バジルの芳香とともにトマトの爽やかな酸味とコクのある甘味が口の中に広がる。簡単で家族に喜ばれる人気メニューだ。

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松山あげ丼を作る

2008年07月27日 | 家飯

程野商店の「松山あげ」を使って作ったきつね丼。煮汁を沸かして玉ねぎ、あげ、青ねぎに火を通し、玉子でとじる。

出汁を吸ったあげをトロトロの玉子と一緒にかきこむ。あげは十分肉の代わりになる。しかも肉のようなしつこさがなく、胃袋に優しい。

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伊豫名産松山あげ(程野商店)

2008年07月26日 | 食材

長期保存可能な油あげ。サクサク、パリパリのスナック菓子のような感じである。油抜きの必要がなく、ちぎって味噌汁に入れても良い。

煮ると食感は戻るが、味の染み込みが早いので醤油などは控えめに加えた方が無難である。インターネットの口コミでボチボチ売れ始めた商品だとか。確かに使いやすい食材だと思う。

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市民が撮影した被爆前の広島の映像(RCCテレビ)

2008年07月25日 | 日記

広島市の中島地区は大正時代までは最大の歓楽街だった。このことを知らないのはアメリカ人だけではなく日本人もである。長年に亘る偏った歴史教育のツケは大きい。

イブニング・ニュースで戦前の広島市中心部の映像が流れた。8ミリフィルムの所有者は革屋町(現:本通)で育った吉岡宏夫さん。父親である信一さんが撮影したフィルムは一時倉橋島に移されたために結果として48本が残った。

昭和12年(1937)冬頃の革屋町、元安橋から本川橋を結ぶ「中島本通」の様子は特に貴重である。元安川沿いに旅館や料亭が並ぶ界隈が現在の平和記念資料館の東側に相当し、当時の繁栄ぶりが伺える。

元安川の向こうはレストハウス(中島地区に唯一残る被爆建物:旧大正呉服店)

それから約8年後に原爆が投下される。昭和21年(1946)1月頃の革屋町(現:アンデルセン辺り)は瓦礫の山である。街と人と文化が一発の爆弾によって消滅した事実を今更ながらに思い知った。

中島地区の「平和公園」は敗戦後に作られた。主語の解らない文章が刻まれた碑の前に私が立つことはないが、今年もこの地から手を合わせて無念の死を遂げた多くの人達の霊を弔うつもりだ。

爆心直下地点の島外科(旧:細工町)

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夏の便りが届く

2008年07月25日 | 日記
友人から暑中見舞いの葉書が届いていた。特徴のある字を久し振りに眺めて安心した。そして「モタモタしているうちに先を越されてしまったな」と思った。夏の便りは電話や電子メールよりも遥かに味があってありがたいものだ。

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鰻の焼き方(西と東)

2008年07月24日 | 日記

鰻はまず白焼きにしてから自家製タレをつけて二度焙る。蒸し工程のない西のやり方だ。肝と骨も同様に焼くと酒のつまみになる。

西日本の焼き方は皮が香ばしくて身に脂がたっぷり残っているが、「くどい味」という冷たい表現もできる。ゆえに半尾も食えば私は満足である。

しかし、これが関東風になると倍量を軽く平らげてしまう。白焼きを蒸してタレ焼きにしたものは非常に上品だ。蒸すことによって鰻特有の臭みと余計な脂が抜けて皮までやわらかくなるのである。

「どちらが好き?」と聞かれたら、私は迷うことなく関東風の蒲焼に軍配を上げる(笑)

肝と骨のタレ焼き

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鰻蒲焼の価格をチラシで見て

2008年07月23日 | 日記

新聞の折り込みチラシを見る限りでは鰻(一尾)の蒲焼の価格は昨年よりも一割強値上がりしている。大規模な産地偽装が発覚して踏んだり蹴ったりの鰻君にとっては過酷な夏になりそうだ。

私の家では既製の蒲焼を買わずに生鰻を焼いている。土用の丑の日はあえて避けて早目に食べるのだ。自家製タレは濃口醤油と味醂を同割で合わせて煮詰めたもので、すっきりした甘さが特徴である。この続きはまた明日…

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東広島市西条の酒蔵通り(後編)

2008年07月23日 | 

酒蔵通りに入ってから二本目の交差点を左折。西条名物(?)美酒鍋の看板の出た「佛蘭西屋」の前を通り過ぎ「本陣(御茶屋)跡」を外から眺めた。かつてこの地は「四日市」という名の宿場町だった。

観光案内所で「賀茂鶴酒造」は予約なしでも見学・試飲が可能と聞き立ち寄った。「見学室」では原酒や吟醸酒を飲ませてもらう。空きっ腹に利き酒は効く。すっかり気持ちよくなった。

蔵元でしか販売していない本醸造の原酒を土産に買い求めた。時間の関係で足早に最短コースを回っただけだが、雰囲気と道筋は大体頭に入った。また日を改めて訪れたいと思う。

賀茂鶴酒造の見学室

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