福島町電停そば、平和大通り緑地帯(北側)に福島地区原爆犠牲者慰霊之碑が設置されている。碑にはこう刻まれていた。
天を抱くがごとく
両手をさしのべし
死体のなかに
まだ生きるあり
深川宗俊
私は雨に打たれながら手を合わせ黙祷した。「広島原爆戦災誌第二巻」にはこの辺りでは即死した人こそ少なかったが、家屋は倒壊し多数の負傷者が出たとの記述がある。爆心に近い現中区のことはよく語られるのに対して西区周辺の被害(西遊廓の消滅など)に関してはあまり耳にしたことがない。これは不思議であるし問題だ。
普段橋を道路の一部くらいに考えている私だが、広島市を訪れた際には「橋の有無が生死をわけることもある」という思いを抱く。
天を抱くがごとく
両手をさしのべし
死体のなかに
まだ生きるあり
深川宗俊
私は雨に打たれながら手を合わせ黙祷した。「広島原爆戦災誌第二巻」にはこの辺りでは即死した人こそ少なかったが、家屋は倒壊し多数の負傷者が出たとの記述がある。爆心に近い現中区のことはよく語られるのに対して西区周辺の被害(西遊廓の消滅など)に関してはあまり耳にしたことがない。これは不思議であるし問題だ。
普段橋を道路の一部くらいに考えている私だが、広島市を訪れた際には「橋の有無が生死をわけることもある」という思いを抱く。