無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園の作り方1(初心に帰る編)

2010-04-05 21:58:03 | 自然菜園の技術 基本
本日、

旧暦の「清明」です。
万物がすがすがしく明るく美しいころです。


今回、自然菜園作りをしました。
13年前、市民農園を借りて始めた自然農・自然農法を思い出しながら、
初心に帰りながらの市民農園作りでした。


まずは、メジャーと支柱、スコップを使い畝立てです。
「畝(うね)」立ては、通路と野菜が育つベット(畝)を分ける仕事です。


畝立ての前に耕したため、畝には、草の地上部や根やいろいろなものが混ざっていました。
そこで、大きい石と葉など大きな有機物を熊手で取り除きながら畝を平らにならしていきます。


草ぼうぼうの畑では、さほど年月をかけなくても野菜が育つ自然菜園ができます。
しかし、牧草地、田んぼ、庭など畑でなかったところで短時間で野菜を育てるには、
初年度に、良質な完熟堆肥を表土に撒いてあげます。


堆肥を入れる目的は、生きた畑にむいた菌を入れ、腐植を作る目的があります。

せっかく入れる堆肥は、選りすぐりの最高のものを浅く鋤き込むのがベストです。
森の土も、表土5cm程度の浅いところに微生物が物凄い住んでいます。

そこで、熊手やレーキなどで5~10cm位に、浅く土と馴染ませます。
※もちろん、種蒔き、苗植えの1カ月前に行っておきます。


草がある秋でしたら、土の上に草を刈って敷いておくのがベストです。
春先は、草も少なく土もまだ育っていないのですが、いい方法があります。

ハコベを移植する方法です。
「雑草を移植?」聞き間違いではありません。
最終的に自然菜園で野菜がよく育つようになると、ハコベが生えるようになります。
ハコベが生えるようになると、土が豊かになります。
化学的にいうと、土が団粒化し、腐植が多くなり、土が中性になった状態になるとハコベがこん盛り生えてきます。

そこで、はじめからハコベを移植すると、なぜか土が自然に豊かになります。
たぶん、ハコベの根についてきた土の中にいい微生物などもいますし、
ハコベに住んでいた多くの虫も移動してきます。
微生物の餌と住処であるハコベを移植することで、自然菜園はぐぐっと良くなります。

今度は、通路に緑肥の種を混播して、草生帯を作ってみようと思います。

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【先着2名様】追加申し込みのご案内『あずみの自然農塾2010』
今回は、残念なことに怪我で急なキャンセルもあり4月からの追加募集を行います。
もし4月~12月を信州安曇野で、自然農を体験してみたい方は、
以下のサイトから募集要項をご記入の上、メールでお申し込みください。
〆切4月10日まで(4月からのご参加になります。)

http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm

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fukumimiセレクト講座のご案内
畑がない、長野安曇野に通えない首都圏の皆様へ
今年、全4回コースのエコ菜園プランター講座が横浜で行っております。
まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。



次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。

詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。

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穀物コース1(緑肥と春麦、種モミを蒔く)

2010-04-05 08:54:08 | 自然菜園スクール
本日、

昨日は、Azumino自給農スクールの「穀物コース」でした。

穀物コースでは、年間お米、麦(大麦・小麦・ライ小麦)、豆(小豆・大豆)、
蕎麦、エゴマ、ゴマ、アマランサス、モチキビ、タカキビの9品目の穀物を1年間学んでいくコースです。

詳しくは、http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/519306f61298e8d0d4d2ef31549d1aec
をご覧ください。


実は、4月3日発売の学研『野菜だより』5・6月号にも当スクールを紹介していただきました。
お近くの書店などでご覧ください。

4種類の緑肥の種のブレンド
今日は、大豆・エゴマ予定地に「緑肥」の種を蒔きました。
土壌診断をした結果、あまり数値がすぐれず、大豆・エゴマにとってまだ畑の土になっていないとのことでしたので、
今回、緑肥などで土づくりをしようと思いました。

「緑肥」とは、牧草などの種を蒔き、青いうちに鋤き込むことで、その場所で大量の有機物を育て、土に還ることができます。

春麦「ライ小麦」の播種
穀類は、自然が育ててくれます。
太陽と雨と土があれば、基本的に肥料などに依存せず育ちます。
そこで、一番大切になってくることは、「種蒔き」です。
時期に合わせて、適量の種を蒔くことが栽培でもっとも大切なことです。


緑肥と春麦を蒔き終えてから、ハウスに移動しました。
今回は、向かって右側のミノル式ポットトレイにお米の種を蒔きます。


機械もあるのですが、今回は基本の基本で手で、1穴2~3粒ずつ種を蒔いていきます。


この2~3粒が、一株に育つ頃には、ご飯半~軽く1杯分位になります。
一粒万倍とはよく言ったものです。


参加者全員で分担しながら、丁寧に種を蒔いていきます。
5月末~6月上旬の田植えまでハウスで育ててから田んぼに持っていきます。

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【先着2名様】追加申し込みのご案内『あずみの自然農塾2010』
今回は、残念なことに怪我で急なキャンセルもあり4月からの追加募集を行います。
もし4月~12月を信州安曇野で、自然農を体験してみたい方は、
以下のサイトから募集要項をご記入の上、メールでお申し込みください。
〆切4月10日まで(4月からのご参加になります。)

http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm

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まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。



次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。

詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。

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