本日、。
安定しない天気ですね。
安曇野は今度の土曜日の最低気温予報が4℃。まだ霜が降りるかもしれませんのでご注意ください。
現在、元田んぼを畑として使用するため、
土壌改良を緑肥作物で実験中です。
ゴロゴロしたいわゆる田んぼの粘土土です。このままでは、野菜を育てるのは困難な土です。
元々田んぼだったところを畑に転換して使用している例は、減反政策で蕎麦・麦・大豆に転換しよく知られています。
田んぼだったところでは、粘土質の土壌ゆえに、
畑にした場合に、雨の後水はけが悪く、根ぐされしやすかったり、根が酸素不足になりがちです。
また、粘土が強いので、作業効率も悪く、本来なら田んぼとして利用したいところです。
しかし、上手に畑に転換されれば、粘土特有の保肥力の高さ、保水性高さゆえに、養分が切れにくい優秀な畑になります。
そこで今回、師匠に教わった緑肥作物による畑化を実際に試みてみました。
今回使用した緑肥作物は、
◆セズバニア(マメ科):耐湿性にすぐれ水田の転作に最適な強勢のマメ科の1年草 空中チッソを固定し地力を高め、根が1m以上伸びるので土壌物理特性を向上させる。
◆クロタラリア(マメ科):春~夏まきの緑肥・景観用作物です。草丈は1.5~2m。美しい黄色の花をつけます。排水不良地には向きませんが、酸性地・やせ地でもよく生育します。各種のネコブセンチュウの密度を抑制します。
◆エンバク(イネ科):「前進」青刈り作物として広く栽培される。*耐湿性が強いので水田裏作用に、またサイレージ用に利用できる
の3つです。
農薬コーティングしてあるのが玉に傷ですが、
2種類の夏用のマメ科の緑肥によって、窒素固定をしてもらいながら、1m以上伸びる根によって田んぼに穴をあけて排水性を高めます。
また、湿地用のエンバクを混ぜることで、土の団粒化を促進し、水はけも水持ちもよい土に育てたいものです。
いずれも背が高く大量の有機物を生産しれくれるので、
畑で有機物を自給し、それを畑に還すことで、腐食化、団粒構造を更に高めてくれると思います。
これらの緑肥作物を良く混ぜ、
セズバニアに着いてくる「まめぞう」を添加します。
セスバニアの根に寄生する根粒菌は、特殊なものなので、
わざわざ添加し、窒素固定菌の働きを良くします。
水でぬらした種子に「まめぞう」を添加したものです。
その後、田んぼの畑化予定地にばら蒔き、管理機で耕しながら覆土しました。
5月の頭に蒔いたので、次回この田んぼに行ったら、発芽していることと思います。
夏は、この3つの緑肥作物を混播し、緑肥によって改良してもらい、
冬は、ライムギなど冬の緑肥作物を混播し、更に改良する予定です。
1年間は、野菜などを栽培せず、徹底的に緑肥作物のみによる土壌改良です。
土壌分析を前もってやっているので、1年後土質や土壌分析がどのように変わるか楽しみです。
繰り返し使える無農薬・エコ菜園プランター講座(夏)
エコ菜園プランターは、自宅の生ごみをミミズコンポストによって完熟堆肥にさせ、くり返し育てることができる循環栽培です。無農薬栽培がご家庭で簡単にできます。
■エコ菜園プランターの作り方(①ニガウリ・インゲン、②トマト・バジル・エダマメ)
■コンパニオンプランツで混植
■家庭の生ゴミをコンポストミミズで循環させる方法
Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、5月7日(月)、
NHKカルチャーは、5月9日(水)です。
*********************************
無料メルマガ
信州自給自足Life通信はこちら
クリック応援も宜しくお願いいたします。
今何位?にほんブログ村
安定しない天気ですね。
安曇野は今度の土曜日の最低気温予報が4℃。まだ霜が降りるかもしれませんのでご注意ください。
現在、元田んぼを畑として使用するため、
土壌改良を緑肥作物で実験中です。
ゴロゴロしたいわゆる田んぼの粘土土です。このままでは、野菜を育てるのは困難な土です。
元々田んぼだったところを畑に転換して使用している例は、減反政策で蕎麦・麦・大豆に転換しよく知られています。
田んぼだったところでは、粘土質の土壌ゆえに、
畑にした場合に、雨の後水はけが悪く、根ぐされしやすかったり、根が酸素不足になりがちです。
また、粘土が強いので、作業効率も悪く、本来なら田んぼとして利用したいところです。
しかし、上手に畑に転換されれば、粘土特有の保肥力の高さ、保水性高さゆえに、養分が切れにくい優秀な畑になります。
そこで今回、師匠に教わった緑肥作物による畑化を実際に試みてみました。
今回使用した緑肥作物は、
◆セズバニア(マメ科):耐湿性にすぐれ水田の転作に最適な強勢のマメ科の1年草 空中チッソを固定し地力を高め、根が1m以上伸びるので土壌物理特性を向上させる。
◆クロタラリア(マメ科):春~夏まきの緑肥・景観用作物です。草丈は1.5~2m。美しい黄色の花をつけます。排水不良地には向きませんが、酸性地・やせ地でもよく生育します。各種のネコブセンチュウの密度を抑制します。
◆エンバク(イネ科):「前進」青刈り作物として広く栽培される。*耐湿性が強いので水田裏作用に、またサイレージ用に利用できる
の3つです。
農薬コーティングしてあるのが玉に傷ですが、
2種類の夏用のマメ科の緑肥によって、窒素固定をしてもらいながら、1m以上伸びる根によって田んぼに穴をあけて排水性を高めます。
また、湿地用のエンバクを混ぜることで、土の団粒化を促進し、水はけも水持ちもよい土に育てたいものです。
いずれも背が高く大量の有機物を生産しれくれるので、
畑で有機物を自給し、それを畑に還すことで、腐食化、団粒構造を更に高めてくれると思います。
これらの緑肥作物を良く混ぜ、
セズバニアに着いてくる「まめぞう」を添加します。
セスバニアの根に寄生する根粒菌は、特殊なものなので、
わざわざ添加し、窒素固定菌の働きを良くします。
水でぬらした種子に「まめぞう」を添加したものです。
その後、田んぼの畑化予定地にばら蒔き、管理機で耕しながら覆土しました。
5月の頭に蒔いたので、次回この田んぼに行ったら、発芽していることと思います。
夏は、この3つの緑肥作物を混播し、緑肥によって改良してもらい、
冬は、ライムギなど冬の緑肥作物を混播し、更に改良する予定です。
1年間は、野菜などを栽培せず、徹底的に緑肥作物のみによる土壌改良です。
土壌分析を前もってやっているので、1年後土質や土壌分析がどのように変わるか楽しみです。
繰り返し使える無農薬・エコ菜園プランター講座(夏)
エコ菜園プランターは、自宅の生ごみをミミズコンポストによって完熟堆肥にさせ、くり返し育てることができる循環栽培です。無農薬栽培がご家庭で簡単にできます。
■エコ菜園プランターの作り方(①ニガウリ・インゲン、②トマト・バジル・エダマメ)
■コンパニオンプランツで混植
■家庭の生ゴミをコンポストミミズで循環させる方法
Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、5月7日(月)、
NHKカルチャーは、5月9日(水)です。
*********************************
無料メルマガ
信州自給自足Life通信はこちら
クリック応援も宜しくお願いいたします。
今何位?にほんブログ村