本日、時々。
昨晩は久々ので、梅雨が明けても定期的に雨が降ってくれると一露ごとに生長していく時期なので助かります。
昨日は、穂高養生園で月一で行っている「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」でした。
養生園さんでは、去年から菜園コンサル業をやらせていただいており、定期的にワークショップを開きながら、
暮らしの土台である食べ物を土から育てることから、養生できる暮らしを提案しています。
今月は、夏野菜のお世話で、写真では分かりにくいですが、トウモロコシの茎に入り込む虫「アワノメイガ」について観察を通じて、対策を学びました。
ピーマンは、下草が生え、大きく育ってきたので、折れないように気を使いながら支柱と野菜を麻紐で誘引しました。
トマトも大きくなってきており、どれがわき芽でどれが本来の主軸なのか分からなくなってきていたので、
わき芽を1葉残ししながら、誘引していきます。
誘引は、大きな実がなるためにとても大切な仕事で、ズボンのベルトと同じで、きつ過ぎても苦しいですし、ゆるすぎても逆に枝を傷つけてしまうので、ほど良くしていきます。
みんなで、誘引を実践してみます。
実をつけ始めたキュウリの株元の草をしっかり刈ってどんどん草マルチしていきます。
梅雨が明けたら10日以内に草マルチを完成させたいところです。
今回は、たまたま稲ワラがあったので、根が浅く、踏まれやすいキュウリの根元に草マルチの上からワラを敷きつめました。
写真はナスですが、草マルチそのものでも野菜の株元の草を抑えることができますが、
更に、ナスのように葉が大きく展開し、根もしっかり張れるようになると、草が枯れて減ってしまっても草が生えてこなくなります。もし生えても大きくなりません。
この時期、このように草マルチをしながら野菜そのものに根を張ってもらい、根性をつけて草が生えない状況になれば野菜はこれからの暑さに負けずどんどん実をつけることができる姿になっていることでしょう。
この時期、旬の種まきとしては、ニンジンの種まきがあります。
ニンジンは、発芽してもその後乾燥が続くと枯れてしまいやすく、
いくつも種まきの基本をしっかり行いえば上手に発芽でき、その後は間引くだけです。
今回は、今では珍しい農薬処理されていない右の「横浜改良四寸ニンジン」を蒔きました。
種まきをしたあと、たっぷりとモミガラを重ねておくことで、乾燥と下草をおさえてくれるので、この時期とても便利なやり方です。
これは、養生園で自家採種したターサイのタネ鞘を日陰で1カ月ほどよく乾燥させたものです。
これを手でつぶし、フルイで降って
ゴミを風で飛ばせば、綺麗なタネだけになります。
養生園の畑は一反のうち四分の一は田んぼにしております。
実は、元々田んぼなので、周囲はほとんど今の田んぼで、水が来ています。
先月みんなで手植えした稲は大きくなってきており、多少写真のような草が生えてきていたので、
みんなで最後の手取り除草をして、万全を期しました。
最後に、天候不順で高温障害を起こしやすい30℃越えの畑のために、非常事態用の水のあげ方をレクチャーしました。
自然菜園では、土を育て、草マルチで根元の乾燥を防ぎ、根を深く張ることで水やりをしなくても育ちます。
ところが、最近の異常気象で、10日も雨が降らないこともしばしば、そんな時はさすがに水をあげないと野菜の生命が死んでしまいます。
そこで、朝夕や曇りの日に、根が広く深く張れるように、3回に分けて草マルチの上からたっぷり水やりを行います。
一番は雨ですが、それでも久々の水に野菜が喜んでくれたような気がします。
自然菜園は、放任しておくことではなく、自然に育つように最低限手を貸し、年々栽培が楽になっていく様に土やタネを育てながら行っていきます。
これからも暑いとは思いますが、たっぷり草を敷いたので野菜には元気に育ってほしいと思います。
次回、「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」は
8月11日です。
7/28(日)9:00~16:30 Azumino自給農スクール(自然菜園実践コース)
昨晩は久々ので、梅雨が明けても定期的に雨が降ってくれると一露ごとに生長していく時期なので助かります。
昨日は、穂高養生園で月一で行っている「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」でした。
養生園さんでは、去年から菜園コンサル業をやらせていただいており、定期的にワークショップを開きながら、
暮らしの土台である食べ物を土から育てることから、養生できる暮らしを提案しています。
今月は、夏野菜のお世話で、写真では分かりにくいですが、トウモロコシの茎に入り込む虫「アワノメイガ」について観察を通じて、対策を学びました。
ピーマンは、下草が生え、大きく育ってきたので、折れないように気を使いながら支柱と野菜を麻紐で誘引しました。
トマトも大きくなってきており、どれがわき芽でどれが本来の主軸なのか分からなくなってきていたので、
わき芽を1葉残ししながら、誘引していきます。
誘引は、大きな実がなるためにとても大切な仕事で、ズボンのベルトと同じで、きつ過ぎても苦しいですし、ゆるすぎても逆に枝を傷つけてしまうので、ほど良くしていきます。
みんなで、誘引を実践してみます。
実をつけ始めたキュウリの株元の草をしっかり刈ってどんどん草マルチしていきます。
梅雨が明けたら10日以内に草マルチを完成させたいところです。
今回は、たまたま稲ワラがあったので、根が浅く、踏まれやすいキュウリの根元に草マルチの上からワラを敷きつめました。
写真はナスですが、草マルチそのものでも野菜の株元の草を抑えることができますが、
更に、ナスのように葉が大きく展開し、根もしっかり張れるようになると、草が枯れて減ってしまっても草が生えてこなくなります。もし生えても大きくなりません。
この時期、このように草マルチをしながら野菜そのものに根を張ってもらい、根性をつけて草が生えない状況になれば野菜はこれからの暑さに負けずどんどん実をつけることができる姿になっていることでしょう。
この時期、旬の種まきとしては、ニンジンの種まきがあります。
ニンジンは、発芽してもその後乾燥が続くと枯れてしまいやすく、
いくつも種まきの基本をしっかり行いえば上手に発芽でき、その後は間引くだけです。
今回は、今では珍しい農薬処理されていない右の「横浜改良四寸ニンジン」を蒔きました。
種まきをしたあと、たっぷりとモミガラを重ねておくことで、乾燥と下草をおさえてくれるので、この時期とても便利なやり方です。
これは、養生園で自家採種したターサイのタネ鞘を日陰で1カ月ほどよく乾燥させたものです。
これを手でつぶし、フルイで降って
ゴミを風で飛ばせば、綺麗なタネだけになります。
養生園の畑は一反のうち四分の一は田んぼにしております。
実は、元々田んぼなので、周囲はほとんど今の田んぼで、水が来ています。
先月みんなで手植えした稲は大きくなってきており、多少写真のような草が生えてきていたので、
みんなで最後の手取り除草をして、万全を期しました。
最後に、天候不順で高温障害を起こしやすい30℃越えの畑のために、非常事態用の水のあげ方をレクチャーしました。
自然菜園では、土を育て、草マルチで根元の乾燥を防ぎ、根を深く張ることで水やりをしなくても育ちます。
ところが、最近の異常気象で、10日も雨が降らないこともしばしば、そんな時はさすがに水をあげないと野菜の生命が死んでしまいます。
そこで、朝夕や曇りの日に、根が広く深く張れるように、3回に分けて草マルチの上からたっぷり水やりを行います。
一番は雨ですが、それでも久々の水に野菜が喜んでくれたような気がします。
自然菜園は、放任しておくことではなく、自然に育つように最低限手を貸し、年々栽培が楽になっていく様に土やタネを育てながら行っていきます。
これからも暑いとは思いますが、たっぷり草を敷いたので野菜には元気に育ってほしいと思います。
次回、「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」は
8月11日です。
7/28(日)9:00~16:30 Azumino自給農スクール(自然菜園実践コース)