無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース7月』その2 育苗土の切り返し&秋の育苗

2017-07-19 10:40:35 | 自然菜園スクール
本日、

自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース7月』つづきです。






先月積み上げた、再生育苗土です。
材料は、余った苗、余った育苗土、モミガラ、米ぬか、草などです。

切り返しを1回やって、現在切り返しの前で、55℃前後をキープして60℃以下になってきたので、今回のスクールでみんなで切り返しを行いました。

堆肥造りは、技術がいるので、発酵の仕組みを学び、経験を通して勘とコツをつかむ必要があります。






切り返しの目的は、腐敗防止=発酵促進です。

そのためには、足りない水を補い、空気に触れることで酸素不足を解消してあげます。

実際に、やってみると温度が上がって熱くなっているところと、そうでないところ。
乾いているところ、まだ発酵が進んできていないところが見て触ってみるとわかります。

それらの発酵ムラをなくすように、隣に切り返していきます。


切り返しが終わると、乾燥や紫外線を防ぐために、♯1000以下の荒く薄い通気性のあるブルーシートで覆ってあげます。


その薄いブルーシートが飛ばないように四隅をしっかり石で留めてから、タイヤを上に乗せ、
その上から今度は、厚地の♯3000位のブルーシートで、雨避けに簡易屋根を作りました。

以前に堆肥を積んでおいた場所には、右側には、モミガラや米ぬかをうっすら撒いておきました。

この苗の再生土は、育苗土の一部として再生されます。

堆肥造りには技術が必要ですが、一度習得すると、自転車に乗るように、毎年いつでも再現でき、高品質な堆肥や育苗土に活かすことができます。

特に育苗土は、根張りを良くし、病虫害が出ない高品質なものが必要ですから、失敗は許されないものです。


春に播いたアスパラガスの苗を




鉢上げしました。

ポットが大きくなって嬉しそうです。


イチゴ苗の苗取りも引き続き行っております。




ハクサイやキャベツの育苗も真夏に行うので、春とは違った意味で注意がいります。




育苗場所も真夏なので、高温にならないように、黒寒冷紗を用いて、上げ底で行います。

特に秋野菜の苗は、春よりも虫害に侵されやすく、葉が食べられてしまうケースが多いので、虫が入らないように工夫します。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ


田んぼの見学会は、自然菜園スクール・自然稲作・発酵コースで
7月22日(土)
自然稲作講座⑦(水管理)
田んぼの見学会(信更・大岡)


もし単発参加の場合は、ホームページよりお申し込みください。、場所と車の関係で、先着15名限定でお受けします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする