2024年5月27日(月)
猿ヶ京温泉(群馬県みなかみ町)は、戦国最強武将と言われる上杉謙信が越後から三国峠を越えて訪れた際、戦の直前に見た夢からこの地の名を決めたという言われがある。
猿ヶ京温泉街。法師温泉で入浴したばかりなので、温泉には入らないが歩こうと思って立寄った。温泉街は、ひっそりと静まりかえっている。
この道をまっすぐ行ったところには、与謝野晶子が何度か訪れたようで彼女の記念館があったが閉鎖中だった。他にもこの地を北原白秋、若山牧水などの文人が訪れている。
さらにまっすぐ進むと深い谷があり、バンジージャンプができる橋がかかっている。
バンジージャンプの横付近から渓谷を撮影。
来た道を戻って国道17号線の方へ向かって歩いていくと「いたちの湯」という手湯があった。他にも「きつねの湯」、「河童の湯」という手湯を見かけた。
温泉まんじゅうを食べたかったが、ひとつだけ買う根性がなかった。
国道17号線との交差点付近が猿ヶ京の中心部であり関所跡などがある。ここは上杉謙信が、戦を前に訪れた時に、前歯が8本抜ける不吉な夢に見て、お供にその話をしたら、逆に縁起のいい夢だと言われた。それが庚申の年・申の月・申の日で、その上、謙信が申年生まれだったことから「申が今日」ということで「猿ヶ京」と命名した。
国道17号線との交差点から法師温泉方面に延びる道路は「奥利根湯けむり街道」とも言われメインストリート。
「奥利根湯けむり街道」沿いにある鳥居をくぐって神社に繋がる参道。由緒ある神社のようだが、駐車場への近道として通っただけで、神社へは行かなかった。
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