自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

為したを為すか(前)

2012年11月30日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

 業の秘密

11月30日    為したを為すか? 今 為すか?

 

 

自分が 失望に打ちのめされそうなとき・・・・

私は、内側の道に目をむけ、心を集中してみる。

そして、次の質問を心に問いかける

 

“なぜ、こんなに気持ちが沈むか?

誰かの不用意な言葉のせいか?

相手のふるまいのせいか?

その答えが明確に出るか出ないかかまわない。

わからない。 でも、

何が自分をブルーな気分にしているのか 客観的に、静かに見つめてみる。

何も判断はしない。

誰を裁くのではない。

 

ただ、今の滅入っている、憂鬱な気持ち、希望のない

状況を見つめる。

それに抵抗するためでなく、

そこに、理性的論理や判断を加えるためでもなく、 

ただ、今のブルーな心をありのままを受け入れてみる。


そして こう つぶやくだろう。

 

滅入っていても 私はそれに捉われない。

憂鬱でも それをこうして 見ている自分がいる。

希望を今は持てない。

それはそれでいい。

あの人のあの言葉、自分の反応、態度、金銭の問題、

いつも繰り返す失敗、ただ、見つめて、見つめる自分を 

さらに意識してみよう。


こうして、客観的に 鳥瞰図(ちょうかんず)的に

みていくと、だんだん、意識が冷静に

かつ、本来の自分の 心の中の声への聴覚も敏感に

なるようだ。


聴こうとしなくても、魂の声が、静かに 心に

確信的に浸透していく。

 

そこまで 辛抱して、焦らず、自分を受け入れていく前

時として、落ち着かないまま、行動で穴埋めしたくなる。


人の意見を求めたり、占い師の本を開けてみたり、

その感情を振り払うために、対処行動を起こしがち。


そして大概、時間の無駄使いを感じ、エネルギーの損失

と、結果、愚痴をいうだけでおしまいに

なったという空虚さが残るだけ。

 

顕れて消える霧や雲のようなものだ、感情というのは。

私の本質は太陽だ。


闇はない。 入道雲なら雨が降るまで待とう。 

雨雲なら雨が上がるまで待とう。 

飛行機雲なら風が吹いて

散らしてくれるまで待とう。

 

こうしてマイナスの想念が浮かんでいるが

そのまま、じっと、観ていよう。

悪いも良いもない。

雲散霧消していく。

人の噂も75日とは うがった言葉だ。


週刊誌の話題も、当の本人が ケセラセラで、無頓着なら、

人の好奇心をくずぐって、通り過ぎていく。

 

人は誰でもアートマに導かれるままに生きたいと

願っている。

今はだれも非難せず、だれのせいにもしないで

生きることを知っている。


誰よりも自分自身のアートマを信じよう。

進むべき道は最後はアートマに到着するのだから。

私たち、何をしていても、どこにいても、

何を信じていても、とにもかくにも、地球という星に

生まれて、つまるところ、どこへ行くのか?


ここは終着点ではない。

ましてや目的地でもない。


地球という星に、途中下車しているに過ぎない。

とこへ行くのか?

応えは、貴女が貴方が、魂で知っている。

 

何をすべきか?

 

人や世間、常識で、判断される価値観を、知らず知らず、

自分のメガネにしていないか?

そんなことは、 

内側の道を歩くことと何も関係がない。

 

アートマが喜ぶこと。

ほんとうの自分が うれしい事。

ほんとうの自分が 生きること。

同じ仕事をしていても、そこが、幸せの分かれ目だ。

  

どんな状況にあっても、自分のブッディ (魂の智慧) 

を強化する良い機会だと捉えられれば、

問題は半分以上解決したようなもの。


きっと感情に流されず、馬(感覚器官)と

手綱(マナス=感覚器官に揺れる心)を統制して、

自分を失わずに安全に 馬車=身体 を目的地に

運んでいける。  


為したをなすか・・・・

今の自分は、今を重ねた自分の結晶。

為したをなすか、今為すか の プロローグ。

  

ヒマラヤの奥地にたなびく雲の下、静かな人間の営みがあります。 

生きる目的がそこにあり、幸せをかみしめる生活がそこにあるのでしょう

 

 

 

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