自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

マハバラータ(バカバッド・ギータ)4

2012年12月10日 | 自然治癒力とヴェーダ哲学の関係

 

12月10日  クルックシェトラの戦い 第2週目

 

                         クルクシェートラの大戦争  


第8日目。 ビーマ(P)は 

カウラヴァの100王子の内の 

16人をさらに殺した。

ところがアルジュナの息子のイラーヴァン

(P)も殺されてしまった。

イラーヴァンの戦死を見た 

ガトートカチャ(P)は 怒り狂って

クル軍に突進した。

ドゥリヨーダナ(K)は ガトートカチャ

に対し勇敢に戦ったが、もう少しで

殺されそうになった。

ドローナ(K)が ドゥリヨーダナに

加勢し、ビーマが ガトートカチャに

加勢したので、大乱戦となった。

 

第9日目も 猛烈な戦闘が繰り広げられた。 

特にビーシュマ(K)の戦いぶりは

すさまじく、パーンドゥ軍を痛めつけた。

アルジュナ(P)は ビーシュマを

尊敬しており、あまり戦う気はなかった。

そこで クリシュナは自ら 円盤状の

武器をとって ビーシュマに襲い掛かった。

アルジュナは急いで クリシュナを止めて、

「約束を破ってはいけません!この戦争

であなたは武器を使わないと約束しました!

あなたは手綱をとって下さい!

ビーシュマじいさんは私が殺します!」

と訴えた。

アルジュナは クリシュナを戦車に

連れ戻して再び戦ったが、 

パーンドゥ軍は大変な損害を被って

この日の戦闘は終わった。

 

第10日目には 大きな動きがあった。

アルジュナ(P)は シカンディン

P)を盾にして ビーシュマ(ク)

を攻撃した。

ビーシュマは シカンディンが女で

あったことを知っており、攻撃する

のをためらっていたから、

反撃してこようとしなかった。

アルジュナと シカンディンは 

雨のように矢を射掛け、 とうとう 

ビーシュマの体中に矢がささり、 

ビーシュマは戦車から転げ落ちてしまった。

ビーシュマが重傷を負ったので、

クル軍の総司令官は ドローナとなった。 

また、クル軍の 英雄カルナ

参戦することになった。


第11日目

ドローナ(K)は ”ユディシュティラ

(P)を生け捕りにする” という宣言をした。

そのニュースはパーンドゥ軍にも

伝えられ、ユディシュティラを守る

陣形がとられた。

新司令官の ドローナは素晴らしい

手腕を見せ、 パーンドゥ軍を大量に

殺戮した。 

ドローナはユディシュティラのすぐ

そばまで迫ったが、あと少しのところで

アルジュナ(P)が救援に駆けつけ、

ドローナを後退させた。

 

第12日目

ドローナ(K)は ユディシュティラ(P) 

の生け捕りに執念を燃やした。

ユディシュティラを捕えるには、

アルジュナ(P)をユディシュティラ

から引き離すことが必要と見て、

作戦を立てた。

トリガルタ国の王スシャルマン(K)

をアルジュナと一騎打ちさせて 

ユディシュティラのそばから

引き離し、その隙にユディシュティラ

を生け捕りにするという 作戦だ。

アルジュナは スシャルマンの挑戦を

受けて立ち、トリガルタの軍勢を

皆殺しにした。

一方で ドローナは アルジュナが

離れた、ユディシュティラに 

何度も攻撃を仕掛けたが失敗した。

ビーマ(P)は 象軍と戦い、敗走させた。 

バガダッタ(K)は 愛象スプラティーカ 

に乗って ビーマを攻撃したが、

救援(きゅうえん)に

駆けつけたアルジュナに殺された。

 

第13日目

スシャルマン(K)は アルジュナ(P)

に挑戦し、ユディシュティラのそばから

離れさせた。

ドローナ(K)はユディシュティラ

目掛けて猛攻を開始した。

アルジュナの子アビマンニュ(P)は 

ユディシュティラを守るため、 

ドローナに向かって突進して

いったが、クル軍に囲まれてしまった。

パーンドゥ軍は救援に駆けつけよう

としたが、シンドゥ王ジャヤドラタ(K)

がそれを邪魔した。

アビマンニュは 一人でクル軍の

戦士たちと戦ったが、殺されてしまった。

息子の死を知ったアルジュナは嘆き悲しみ、

「明日の太陽が沈むまでに、わが息子

の死を招いたジャヤドラタを殺す」

と宣言した。
 
アルジュナ(P)の宣言は すぐに 

クル軍に知れ渡り、ジャヤドラタ(K)

を守るため、一番後方に

置いて布陣した。

そして 第14日目の戦いが開始された。

 

第14日目

アルジュナは 一目散に ジャヤドラタ目掛けて

突進した。

ドローナ(K)が行く手を遮ったが、

うまく回避した。 

ドゥリヨーダナ(K)が アルジュナを

攻撃して来たが、アルジュナの

突進を止めることはできなかった。 

日没が間近になり、やっとアルジュナは 

ジャヤドラタのそばまで近づいた。

そして 日が沈む直前になって、

ジャヤドラタ の首を 射抜いた。

サーティヤキ(P)は ブーリシュラヴァス(K

を殺しビーマ(P)はカルナ(K)と戦い、

カルナを救援に来た カウラヴァの

100王子たちを次々と殺した。

ドゥリヨーダナは 21人の弟を失った。 

この日の 戦闘は 日没後も終わらず、

戦いは夜間まで、もつれこんだ。

ビーマの息子ガトートカチャ(P)

の率いる アスラ(悪魔)の部隊は 

夜に本領を発揮し、 

ドゥリヨーダナ軍に 壊滅的な

ダメージを与えた。

それを見たカルナは インドラ神から

もらった最強の武器を使って ガトートカチャを殺した。


第15日目

ガトートカチャの死によって 

パーンドゥ軍は悲嘆にくれ、 

ドローナは その隙に情け容赦なく

攻撃を加えた。

ユディシュティラは ドローナを

殺害するために 卑劣な手段を用い、

ドリシュタデュムナ(P)が 

ドローナを殺した。

ビーシュマ(K)が重傷を負い、

ドローナ(K)が死んだ今、

クル軍の指揮は カルナ(K)

が執ることになり、第16日目

の戦いが始まった。

 

第16日目

ビーマ(P)は ドゥッシャーサナ(K)

 かつての宣言通りに殺した。 

アルジュナもとうとう

長年の宿敵 カルナを殺した

次々と 総司令官が殺された 

クル軍は、 今度はシャリヤ(K)が 

全軍の指揮を執ることになり、

第17日目の戦争が始まった。

 

第17日目

ユディシュティラ(P)自らが 

シャリヤ攻撃の先頭に立って奮戦し、

とうとうユディシュティラの

放った槍が シャリヤに命中し、

シャリヤは死んだ。

 

続く・・

 www.koredeindia.com/teikoku/vishnucity/.../arasuji.htm- キャッシュ 以上 

マハバラータ1~5 まで、

左記のキャッシュを基に編纂しました 
 

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