自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

アートマセラピー@デリー手記

2012年12月24日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

 

@ニューデリーB夫人の体験手記                            

 

12月24日

昨日の続きから・・・・

今回、私のセラピーを受けるに当たり、夫人は、

ボンベイ近くに住む、

夫人の師の許可を得たという。

といっても、デリーからボンベイに電話を

したわけでもなく、

ましてや、師の元へ行き、お伺いをたてたと

いうことでもない。

師は、”自分の名前を呼び、心の奥深く瞑想すれば、

いつでも、彼女の前に来る” 

と かつて約束してくださったという。

それからが、誰もほかの人に気が付かれないうちに、

彼女は師を呼び出し、

心で会話することが可能になっていた。

例えば、こんなエピソードを話してくれた。

文鳥を2匹飼うことにしたD夫人は、

そのことを師に(心で)報告した。

師はやがて、1匹の文鳥が亡くなることを示唆した。

そして、ほんとうに亡くなった。

ここまでは、特に不思議な話でない。 

報告したのか、予言されたのか、

自分の想いなのか、潜在意識のトリックなのか

いくらでも解釈がつくことだ。

それから、B夫人はお姉さんと一緒に、

ボンベイのババのところへ実際訪れた。

その時、ババは”鳥が亡くなったようだが”と

話を切り出した。

”言った通りになったなあ”と 師は続けた。

お姉さんは驚いて、”え、いつ、ババに話したの? 

ここに来る前にどうして、ババが 鳥のこと、

ご存知なの?”

とB夫人に聞いたという。

”いいえ、私が話したいとき、ババはいつでも、

答えてくださる。

のことも、すでに相談していたの、だからご存知なのよ。” 

そう、D夫人は、姉に答えた。

 

その時、師は、B夫人にこう語ったという。

”鳥が亡くなっても悲しむことはない。 

鳥は誰が面倒みていたのか? 

お前か? 家族か?

否、天におられる、大生命こそ、

ほんとうの飼い主だ。 

この鳩をごらん。この犬をご覧。 

誰が養っているのか?

ちゃんと、天が養う。 

何も怖がることはない。心配もない。 

必要なものは天が与えてくださる”

まるで、キリストの言葉のようだと、

私は、聞きながら、思った。

”何を着ようと思い煩うなかれ。

天の父は、空を飛ぶ鳥すら、

養ってくださる。” という、聖書の言葉だ。

師はD夫人をどんな時でも、見ているし、

面倒を見ているということを、

その話の行間に込めて語られたのだとも感じた。

 

師の話をしてから、婦人は続けた。

だから、”あなた(注:須田のこと)は、

ババ(師)から 遣わされたのよ。

師が、あなたを送るとはっきり言われたのよ”

と 確信を持って語る言葉も 

誇張や不自然さはなかった。

私の師が、送ってくれた人だから、

あなたの言葉と、

あなたのセラピーを、信頼して受け入れますと、

素直な心を私に向けた。 

そのせいか、セラピ―セッションの効果は、

予想外に早かった。

 

毎日時間が許す限り、私は彼女の家に通い、

セラピーセッションを持った。

その間、彼女はいろいろな 

トランスフォーメーション体験をした。

その手記を、まとめてくれた。

 

ヒンディー語で書かれている。

それを、Mr.B の英語の補助を

いただいて、日本語に訳した。

彼女の想いが、日本語で、どこまで

正確に表現ができたかわからない。

B夫人の ヒンディー語で書かれた

原文はとても美しい。 

読んで聞かせてくれた。 

韻を踏んでいて、詩 を聴くような

流れがある。

それを日本語で表現できないのが

多少残念でもある。

以下 B夫人の手記を お許しを得て、

公開させていただく。

 

12月12日

今日は美しい夜だった。 

ある意味で、今夜は、suda(筆者のこと)

とのセッションがスタートしたと

言っていいのかもしれない。

音楽に包まれ、ダンスをしたい気分

にもなった。 

Sudaに、セラピーを 改めて、お願いした。

12が三つ重なる、今日という日、こうして、

意味ある出会いと祝福された気持ちに包まれ、

私は一生、忘れることはないだろう。 

12/12/2012、心に刻む日だった。

 

12月15日

私は、25年間ずーっと苦しめられてきた。

それは、体の不調であり、心の重さであり、

消えたことのない苦しみでもあった。

特に、この4~5か月間は、その痛みが

究極に達していた。 

3か月前から、フィズオセラピー*1 

を受けていた。

神経の鋭い痛みに対し、医師から薬も

処方してもらった。 

Sudaと会う、一日前、医者が

”そろそろ薬を減らそう”

と提案してくれた。

そんな状況の中で、アートマセラピーの

セッションを受けることに、

Sも同意してくれた。

続く~

 

注)*1 ヨガの概念を入れて、

機械を使って身体の調整を行うセラピー。

薬は西洋的医学に基づいて、

ビタミン剤などの配合されたものを

サプリメントとしてとっていると、

D夫人は語っている。

 

                        

デリー コトブミナガールの門。 

73メートルの高さを誇る 世界最大の高さの石塔 。 

1193年 アフガニスタンがデリー征服記念に建てられた、

クトゥブディンという名の武将によって建てられたという。

工事着工されて、1368年に増築された。

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