自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

@デリー(トランスフォーメーションの体験)

2012年12月25日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

  人の体験手記(2)    

 12月25日

 

12月24日の続き~

私(B夫人)はSudaを 今日から、自分の師として、

受け入れた。 

なぜなら、ババ(注:B夫人の精神的霊的師匠)が

送ってくれた人だから。 

セッションを受けるに当たり、私は 

セラピーに関しての、

須田の言葉、忠告を素直に 心から、

受け止めようと決めた。

日のセラピーは、Sudaの真言(マントラ)の

吟唱(チャンティング)から始まった。 

Sudaが私の左腕に軽く触れたとき、思いがけず、

私の目から、突然涙があふれてきた。  

止めることができなかった。 

大声で嗚咽したかったが、理性でこらえた。 

何故だかわからない。 

涙が流れ出ていくと同時に、私の中にある、

何かが一緒に、

抜けていくような気がしていた。 

5分ぐらいで涙が止まった。 

それから、私は、言いようがない、

不思議な光景を見ることになった。

私は、次第に、心地よさとともに、

トランス状態に入ってていった。 

Sudaはチャンティングをしながら、

セラピーを続けていた。

目を閉じて横たわっている私の前に、

突然、古びた、

木製の棺(ひつぎ)が出現したのだ。 

それは、左のヒザの上から右足のふくらはぎ

にかけて、やや斜めに置かれ、

 私の足はその中にすっぽり入りこんでいた。 

そのためか、足は固まって、硬直状態だった。

須田の激しい、咳が聞こえた。 

須田は、ゲップのような、ガスを絶えず、

口から出していた。

私の耳には、Sudaのマントラが

はっきりと聞こえていた。

その時、突然、右足に激痛がはしった。 

その痛みは次第に、潮が引くように、

緩やかになっていき 、

棺の中に入っていたその部分が露出していた。 

そして、次第に棺は両足の下に移動していた。 

唯一、右足のくるぶしが、まだ、棺の中に

納まっていた。

 棺の色が次第に色合いを変えてきた。

 古びた木製のさび色の棺は、だんだんと明るい 

輝いた色調へと変化していく。

左の足はもはや、棺から抜けていた。  

棺の位置も変わり、さらに移動して、

私の足元に横向きに

置かれていた。

のくるぶしはあらわれたが、右足の親指はまだ、

棺の中だった。

棺が、どう移動したのかわからない。 

否、気が付くと、水が足の下に流れていた。 

その水の力で 向きを変えていたことがわかった。

光る草原の優しくくっきりとした緑の色。 

それが、その水の色合いだった。 

だんだん水の嵩(かさ)が増していく。

水量が増えていく。 まるで川のようになった。 

 私の体は反対にどんどん軽くなっていった。 

もう、体のどこにも痛みはなかった。  

右足の親指も、棺から出ていた。 

足元に見える緑の光る川は、ガンジス川より

広く大きくなり、

その水の力も増して、はるか向こうに滝が

見え始めた。 

気が付けば、古びた棺の上には、草すら生えていた。

 河は緑から青みがかった色合いになり、滝をつくり、

棺は滝のほうへとゆっくり、次第に早く、流されていく。

 そして、最期に滝から、落ちて行った。 

 滝の下には、大きく広がる、海があった。(*1)

 私はその時、自分が 宇宙の中に放り出されて

いるような、それでいて、中心に坐して、

”無の境地”に浸っていた。

 喜び以外のなにものの感情もそこにはなかった。

 私は、はっきり言えるだろう。 

 25年間のこの苦しい人生の日々、

今日こそ、幸せな日はなかっただろう~と。

 この日、セラピーが終わって、まったく体に痛みが

無い状態を体験した。

 

 

手記にあるように、この日、夫人は、

”空の点に自分を置いた体験” 

をしたようであった。

宇宙の中心にいるような、何も感ぜず、

何も思わず、

ただただ至福の中に漂っている自分を

見つめていたという 

夫人の心境も今日あらためて確認してみた。

大きな滝というのは、このセラピーの

象徴でもある。

滝の気 それが、このセラピーの気の本質である。

マイナスイオンとか、癒しの波動とか

いろいろいえるかもしれない。

 

その滝の気を浴びて、諸々の悪の諸元、

(相手のマイナス想念、

自分のマイナス想念、悲しみ、恨み、など)

が、棺(ひつぎ)という象徴の中にこめられて、

流されていった。

そして、*2大海に流れ、アートマに溶け込んだ。 

[海は大いなる生命力の象徴]

 

2日目の今日、夫人の ”体と心そのものが、

一皮むけていた・よって軽くなった”~

という表現が適当だろう。

続く~

 

*1 2012-09-28  | アートマセラピー~ この内容を

読んでいただければ、滝の気の意義が書かれています。

 *2 2012-11-09  |"物質主義(迷信)” ブログ内容 

参照’海”と自分の本質について、書かれています。

  B夫人のこのブログにあげている手記原稿。 

彼女の名刺も添えられている。 

霊気のマスターとなっている(インドでも霊気の

プロになるための錬成コースがあり、それを受講し

修了書を与えられた)

 

 

 

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