現代風 ホ・オポノポノ~プロセス真髄とは? 2014・3・3
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行動だ。なんだかんだと理屈をこねまわす前に自分が良いと感じる
ことは、とりあえず、素直に行動に移し、少し、時間をかけて、
その真髄を味わってみる。
真髄(しんずい)、その”良いこと”の効果は、文字(もじ)の上では
何もわからない。
本で読んで納得したら、行動してみる。
行動して、実際周りが変わっていくのを見て
実感して その方法の真髄に触れたという感慨がわく。
そういうわけでヒューレン博士の癒しと問題解決について
ご紹介してきたが、まだ腑に落ちない読者のために、
もう少し、言葉を補わさせていただきたい。
一番 難しくて 納得でき難い点は、
”何か問題が起きたとき 自分の内側にすべて原因がある”
とするという考え方かもしれない。
ほとんどの場合、その原因は
”自分にもあるが他者にもある”と想いがちだ。
しかし、博士の方法によれば
”すべて100%自分自身の内側に責任がある~と受け入れる事なのだ。"
次に、単純な4つの言葉、たとえば、
”I love you" とか
’I am sorry" という、愛してます、ごめんなさいの言葉を
無言有言にかかわらず、つぶやくとき、感情が伴っていなくても
効果があると博士はいう。
不可解かもしれない。
その理由は、その言葉をかける方向は、もしくは対象が
相手ではないからだ。
それは、自分の内側、あるいは、自分のゼロリミッツ
(原点)に向かってと 投げかけられる言葉だ。
”私に責任があるのだから、ごめんなさい”~
という発想ではない。
事件の当事者や関係者に働きかけても、何も変わらない。
”ヒーリングが必要なのは、あなたであって、彼らではない”つまり、
自分自身がその責任を100%負うということは、
自分自身を100%浄めていく姿勢ということになる。
人は二人の主人に仕えられない。
今日はA会社に 明日はB会社に働くというのは
社員としては不可能だ。
今日はA家の主婦で 明日はB家の主婦
というのも不可能。
同様に、人は次の二つの相反する価値観を全うする行為はできない。
どちらの価値観を大切にしたいか選んで行動している。
博士はここで次の対照的な価値観を並べる。
私たちはどちらかの価値観を選ぶことができる。
1.記憶 それとも 霊感 (スピリチュアルな直観のこと~須田注)
2.過去の恨みがましい(悲しい、悔しいといった)マイナスの記憶
それとも 愛 か?
3.自分の記憶が造ったプログラム それとも、新しい空点(ゼロ地点)
を考えた発想?
4.思考 それとも、赦し?
5.他者への責任転嫁 それとも、自己に向けられた責任感
前者すべてに共通するのは、記憶 [マイナスのエネルギーを持った]、
一方後者は、自分の神格を受け 入れる事になる ゼロリミッツ(空点)
からの発想だ。
人は誰でも、いつでも、この 前者か後者のスタンスで行動を取っていると
博士は言う。
ヒューレン博士のセミナー研究会では
こうして’癒しのプロセス’を勉強するようだ。
それに出席した人の手記を引用すると:
”ほとんどの人は圧倒的に 記憶の範囲内 に生きている。
我々はそのことを意識していない。
なぜなら、我々は本質的に無意識だからだ。
世界の観方が変われば、神格はあなたの心にメッセージを送ってくる。
それを ヒューレン博士は霊感と呼ぶ。
記憶が再生中の心では、大抵はその状態に我々はいるが、霊感が働いても、
それを自覚できない。
結果、神格の声は聞こえないl頭の中での再生中の雑音にさえぎられてしまう。
”我々が瞑想したり、沈黙の行に入るのは、きっと、
この神格(アートマ)の声をキャッチできる、平静な心、
潜在意識の波が騒ぐことのない穏やかな心持にリセットするためだろう。
さらに 体験者はこう書いている。
”ヒューレン博士はそのことをわかりやすくするために、イラストを書いて
説明した。
まず、三角形、これは ”あなた”だと博士はいう。つまり、一個人
だと言った。
その核には、神格以外何もない。それがゼロ状態。ゼロリミッツと
いわれるものがある。
神格より人は霊感[霊的直観~須田注)を受ける。霊感は神格から
降りてくるが、記憶は集合的な人類の潜在意識に潜んでいるプログラム
である。
プログラムとは信念のようなものであり、それが他人の中にあると
気づいたときに他人と共有するようにプログラミングされている。
我々の目標は すべての記憶を消去して、
霊感を受け止めるためのゼロ状態に戻ることだ。
ヒューレン博士はたっぷりと時間をかけて記憶とは共有されるものだという
ことを説明した。”
私たちの目標は博士の言うところのゼロリミッツ、あるいは
空の点、を基調にして行動できるよう、古いマイナスの記憶を消す
ことだと セミナーで教えた。
記憶とは共有されるもの~という博士の真意は共有される、シェアーされる
ものだからこそ、一方の心で消してしまえば、それにかかわっている
人の記憶にも影響を与え、同時に クリアランス(清浄)
をシェアーすることができるという意味だろう。
だから、自分を清め、そこから、周囲の出来事や未来に対して働き
かけていく、そうした積極的な心持こそ、時間はかかっても、必ず、
プラスの想念が拡がる情景が訪れるだろう。
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