TOEIC中心の時代のような気がする。TOEICの対策本は、数々あるが、英検一級となると限られる。
植田一三氏や、旺文社の参考書か、英検一級道場くらいだろうか。
または、英検一級取得者の経験談をネットなどで配信したものだ。
珍しいのは、著者の山根淳子氏は、一冊の本にしてしまったのだ。
しかし、読んでみると、経験談よりは、少し奥が深いと感じた。 単語や、文法や、読解のエッセンスを細やかに書い . . . 本文を読む
ドキュメント「生還」山岳遭難からの救出を読んでみた。
著名な登山家の登山の記録は本に残っていることはあるが、一般の登山家の場合、こういった遭難記録しか残ってないのではないかと思った。
この本には8つのケースが記録されている。中には、十七日間の長期にわたって、山に閉じ込められたケースもある。
生死の境をさまよいながら、生還したケースでのみ選ばれているが、当然、行方不明のまま、捜索が打ち切られ . . . 本文を読む
日本人初の8000m峰全14座完全登頂を果たした竹内洋岳の「登山の哲学」を読んだ。
登山家の本は、なぜ、ここまで引き込まれるのだろうか。
構成が少し、変わっている。プロローグとして、雪崩による300mの大落下のシーンから始まる。
雪崩による落下も失敗として考え、その失敗や困難もオープンにしないと自分を語れないと考えたようです。
竹内氏は、非凡な体力や才能があるどころか、幼少のときは、体が弱 . . . 本文を読む
2年ぶりのミステリーゾーンである。
七不思議シリーズというか、大山に登るのに、普通はケーブルカーを利用するが、歩いて登るのに険しい男坂と、ちょっと、ゆるい女坂というのがある。
その女坂には、七不思議というのがある。
1.弘法水
2.無明橋
3.子育て地蔵
4.潮音洞
5.爪切り地蔵
6.目形石
7.逆さ菩提樹
適当に、それらしき写真を撮っていったのだが、確かにそれらしき写真が7 . . . 本文を読む
毎年、洋書トップ5を紹介していたが、今年は5冊しか読めなかった。
しかも、5冊中、3冊は、正直言って、あまり面白くなかったのだ。
従って、無理やり5冊を紹介するのではなく、面白かった2冊のみにつぃて紹介する。
1.PATHS OF GLORY
今年、洋書をあまり読めなくなった理由の一つは、山岳小説(主に和書)にはまってしまったことにある。
その中で、初めてたどり着いた洋書の山岳小説で、し . . . 本文を読む
このシリーズを読むのは3年ぶりになる。
偶然、図書館で見つけたのには驚いた。うれしくて、思わず、読み始めた。
3年前に読んだ3部作から、番外編の一作を挟んでの作品のため、継続した感じを持てたのが良かった。
PENDERGASTの息子の死体が届くというショッキングな事件と博物館での殺人事件が同時に起こる。
本当に、博物館と縁があるというか、博物館好きの作家だ。
そして、捜索するうちに、ある . . . 本文を読む
520ページで、58個なのだが、慣れている作家の慣れているシリーズにしては、難解な単語が出てきた。
①hypodermic:皮下注射
②intubation:管の挿入
③endotracheal:気管内の
④lidocaine:局所麻酔薬
⑤lioness:ライオンの雌、女性の有名人
⑥bandolier:弾薬帯
⑦arboretum:植物園
⑧fusillade:連続射撃
⑨e . . . 本文を読む