本書は、葉室麟の初めての直木賞候補の作品だ。
葉室麟の作品は、3回連続で直木賞候補にあがったが、取れず、そのあと、「蜩の記」で、やっと取れた。
直木賞のイメージは、直木って?誰?、いつも、芥川賞と一緒に発表され、純文学ではない、大衆文学に授与される。くらいだろうか。今までで、読んだことのある作品には、「強力伝」「マークスの山」「テロリストのパラソル」「理由」「蜩の記」など、面白かった。
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初物づくしとなった。まず、24CMのハードブックを読んだことだ。以前は、電車で読むことが多かった習慣で、ペーパーブックのみを読んでいたが、図書館には、ハードブックしかなかったし、最近は、家で読むことが多いので、問題ないと感じた。
次に、実質、13日。2週間以内で323ページの洋書を読んだのは、おそらく、最短、最速スピードではないかと思う。パートが5つに分かれていて、更に、チャプターが69に細かく . . . 本文を読む
ジャック・カーリィシリーズの4作目だ。
ついつい、読み続けてしまっている。本作では、いよいよ、父親殺しの上、連続婦女殺人犯である兄、リッジクリフが、矯正施設から、
外に解き放たれる。
兄が、なぜ、矯正施設から、抜け出せて、何をしようとしているのかが、最後まで、謎として、本作を読ませる原動力になる。
舞台は、ニューヨークになり、ジャック・カーリイは、出張扱いと . . . 本文を読む
何とも、不思議な作品だった。
全米で、一位を長くキープした人気作品というのをアマゾンの書評で見て、選んだのだが、なるほどと思った。
父親の家庭内暴力で、母が逃げ、上の兄弟も皆逃げて、たった一人残された6歳の女の子が、一人、沼で生活をしながら、生き抜く、悲惨な姿が描かれる。
同時進行で、何年かのちに、ある女たらしの青年が、火の見やぐらから落下して死亡したのが、事故か、殺人か保安官たちに調査され . . . 本文を読む