また、また、時代劇にはまりはじめた。
表紙の宮本武蔵の絵に思わず手に取った。
小説ではなく、宮本武蔵とは何者だったのかという謎解きのような本だ。
それだけに、非常に綿密に過去の資料にあたり、映画やドラマでは知られてない武蔵が垣間見えてくる。
たとえば、13歳のはじめての決闘から28歳くらいまでに60回からなる立会をしているというが、そのうち、対戦相手など明らかになっているもの(20回以内) . . . 本文を読む
池波正太郎の短編集を読んでみた。
実は、生まれて初めて手に取った。
テレビ映画では、鬼平や剣客商売など、時代劇好きなので、池波正太郎の名前は、よく知っていた。
しかし、テレビで見てしまったものを後から、小説を読む気がしなくて、ここまで来てしまった。
今回読んだのは、時代劇だとばかり思い込んでいたが、9作品のうち、7作品は、現代劇とでもいうのか、戦後の日本を舞台にしていた。
どの作品も、い . . . 本文を読む
結構時間がかかってしまった。理由は、ときどき出てくるペルシャ語や固有名詞に慣れなかったのと、やや、情景描写が多かったからかも知れない。
それにしても、アフガニスタンという国からこれほどすぐれた作品が出てきたのは驚きだ。
アフガニスタン人の裕福な少年とその召使の少年の子供時代の話から始まる。
表題にあるように凧を競い合わせて最後まで残るレースに参加する。
しかし、そのあとの事件から、二人の間 . . . 本文を読む
読みやすかったのだが、やはり、現地の言葉や固有名詞が挟まれているため、200ページを超えるまでは、とっつきにくく、時間がかかってしまった。
①lopside:不均衡な
②intravenous:静脈内の、静脈注射の
③laceration:裂くこと、裂傷
④flog:鞭を打つ
⑤collateral damage:軍事行動によって一般人がこうむる被害
⑥palliative:緩和剤、一 . . . 本文を読む