以前、ブックマークでリンクしたサイトが今でも更新されているか調べてみた。
その結果、ほとんどが、更新されていないことがわかったので、恐縮ながら、ブックマークからはずさせてもらった。
唯一残ったのが、このブログを始める時に参考にさせていただいた「気楽に洋書ミステリー」さんだ。
考えてみれば、ミステリーの洋書読みを趣味にしようと思い立って10年以上が過ぎた。
ブログで読書記録を始めてからも5年 . . . 本文を読む
京セラ,kddi創業、JAL再生など、現代の経営者としては、NO.1の一人とも言える稲盛和夫の評判になっている「生き方」という本を読んでみた。
やはり、普通の経営者ではないなと感じた。
過去にも、評判になったアイアコッカやソニーの盛田会長の本を面白く読んだ記憶があるが、経験談というよりも、やはり、人生哲学に主眼が置かれている。
もはや80歳になるというが、65歳の時に仏門に入ったというだけあ . . . 本文を読む
映画になった任侠ヘルパーを見てきた。
数年前、TVで見て、大好きだったが、少し、時間が立ちすぎたのと、TVでは仲間がいたのに対して、孤高の戦いのような設定にどうかなと心配していた。
しかし、十分楽しめる作品となっていた。回りの共演者も素晴らしかった。
ストーリーは、堅気になろうとした主人公の彦一が、なりきれず、地方のやくざに、老人ホームを任されるという設定だ。
ぼろぼろの老人ホームを立て直 . . . 本文を読む
12編の短編からなるが、繋がっているといえば繋がっているのかなあという作品だ。
時代は、仙波が与力になって、一番、新しくなる。
主な登場人物は、蘭陽と春朗だが、西瓜小僧から芳吉が登場したりする。
1作目のきらら舞、5作目の西瓜小僧などが面白かった。
蘭陽というキャラの縦横無人の活躍と言えるのではないか。
その中でも、きらら舞というとんぼの大技を身につけ、あるときは、皆をあっといわせ、ある . . . 本文を読む
2011年の英国のブッカー賞受賞作だ。ブッカー賞受賞作で読んだのは、
過去にKEN ISHIGUROのTHE REMAINS OF THE DAY以来だ。
同じブッカー賞だからというわけではないが、雰囲気というか、味わいに類似した部分があった。
ブッカー賞とは、中々、権威のある賞らしい。選出者が変動し、かつ、良い作品に対して贈られるので、同じ作家でも、何度も、 . . . 本文を読む
前回読んだ本の半分(150ページ)ながら、調べた単語数は、63個と、倍以上なのだから、読みやすいとはいえないかも知れない。
最後の10ページくらいは、納得できず、再度、読み返したくらいだ。
①epitaph:墓碑銘
②blood money:殺人の報酬、賠償金、報奨金、献血料
③crass:愚かな、鈍い、粗野な
④vexatious:いらだたしい、面倒な
⑤solipsism:唯我論、 . . . 本文を読む
シルク・ドゥ・ソレイユの映画を見てきた。
3Dの映画を見たのは、2度目だが、最初のは、かなり前で、ディズニーランドでマイケルジャクソンの3Dだったので、最近、映画館で普通に見れるようになってからははじめてだった。
少しは、進歩しているのか、10分もするとそれほど違和感はなくなっていた。しかし、映画が終わってから、やや疲労感を感じた。
シルク・ドゥ・ソレイユのショーは、いつか見たいと思っていた . . . 本文を読む
のぼうの城の映画を見てきた。
ひさしぶりに見ごたえのある日本映画だった。
スケールの大きさ、話の内容、出演人のどれをとっても、見る価値がある映画だった。
特には、野村萬斉である。のぼう様と呼ばれる城代家老の跡取り息子で、領主のいとこの役柄なのだが、これが良い。
領民にはばかにされつつ、慕われており、いざとなると、領民のシンボルになってしまうのである。
また、豪のものとして佐藤浩市も良い味 . . . 本文を読む
5編からなる続編とはちょっと違う続編だ。短編とは言えないくらい長い。中編くらいか。
時代も、ちょっと遡り、松平の前の田沼の時代の物語になる。
登場人物としては、山東京伝と平賀源内が主人公で、蘭陽も登場する。
2作目の地獄宿と4作目の悪霊が特に面白かった。
地獄宿は、山の奥地にいくと生きて帰れないとされる噂の謎を解くため、冒険旅行にいく一行の物語だ。
また、悪霊は、山東京伝の妻 . . . 本文を読む