3年連続で市が主催する落語の寄席の無料券が当たり、行ってきた。
1年目は、立川志らく、2年目は、林家正蔵、3年目の今年は、三遊亭小遊三と、豪華なとりが出演している。
小遊三師匠は、声もよく、中々、良かった。この落語会の面白いのは、色物やら、講談やら、普段見る機会の少ないものが見れることだ。
今回は、国本はる乃の浪曲だった。
浪曲など、TVなどでは、絶対、チャンネルを変えてしまうものが、大き . . . 本文を読む
久しぶりに新田次郎の本を手にとった。たぶん、同じ作家でこれほど読み込んだ作家はエラリー・クイーン以来かも知れない。
15作品くらい読んだことになるが、できれば、全部読んでみたい気になるものだ。さて、今回の風の遺産は、新田次郎全集にも入ってない古い作品で、人妻の恋愛を描いた異色の山岳小説だ。
人妻の恋愛と言えば、すぐ、不倫という言葉が浮かんできてしまうが、そうでもない不思議な作品だ
ただ、二人 . . . 本文を読む
#1 New York Times bestslling authorという文句につられて、読んでみた。
まず、この前に読んだ英国英語に対して、何と、クリーンな米国英語なのだろうと驚いた。
それだけで、嬉しくなった。頭にすっと入ってくるし、辞書で調べる回数も大幅に減った。
ストーリー的には、テロリストに対抗するCIAにいわゆる外部委託された会社のスペシャリストがテロリストグループの大規模なテ . . . 本文を読む
ラインホルト・メスナーの最高傑作とも言われる本書を読んでみた。
ラインホルト・メスナーとはどんな人間なのかを知りたいためだ。
驚いたことに、5歳の頃から、父親に絶壁の山登りの英才教育を受けていたとのことだ。
そして、ご存知の通り、8000M級の山々を単独で登山しはじめる。特に、このナンガ・パルバートは、3度目の挑戦であり、その難易度は、非常に高かった。
その中で、メスナーが、やり遂げるまで . . . 本文を読む