これは、ジャンルは「山」というよりも「時代劇」
かも知れないが、富士山噴火によって被害を受けた
農民を救うべく奮闘する関東郡代、伊奈半左エ門忠順
の生涯の物語で、書き手が、新田次郎ということで、
「山」のジャンルにしておこう。
宝永4年(1707年)、富士山が噴火し、宝永山が
できた。宝永5年には、富士山麓の村は、火山灰に覆われ
亡所となり、何の支援もなく、勝手に移動して良いことになる。
しかし、これにより、行き場のない村人は、飢餓に
くるしむ。その農民を救い、神格化されたのが、伊奈
半左エ門なのだ。
この地が、完全に復興するには36年かかったという。
幕府内の権力闘争に翻弄されながら、唯一、飢餓に苦しむ
村人のために、命をかける伊奈半左エ門の生涯に感動する。
命をかけるという言葉は、簡単には使えない言葉だと思う。
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