ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

オータム・タイガー(ボブ・ラングレー)

2019年08月20日 | 海外ミステリー(和書)
ボブ・ラングレーの「北壁の死闘」に魅了されて、「オータム・タイガー」を読んでみた。 これは、山岳冒険小説ではなく、完全なスパイ小説だが、非常に面白かった。 東ドイツ諜報機関の大物が、亡命を希望してきたが、指名してきた要員が、退官まじかの第一線から長く遠ざかっていた平凡な人間、タリーだった。 その大物から渡された古いライターから、古い記憶が蘇える。 ボブ・ラングレーの小説は、荒唐無稽にも見え . . . 本文を読む
コメント

死のクレバス(J.シンプソン)

2019年08月04日 | 山はミステリー
最近、山岳小説が多かったので、読み応えのあるノンフィクションを読みたくなり、この本を手にとった。 これだけ、克明に記録した遭難記録はないのではないかと、思える作品だった。 実際に遭難した登山家であり、かつ、英文学の修士も取得する著者が書いているのだ。普段から、暇さえあれば、日記をつけているようだが、まさに、死にそうになり、もうろうとしながら、奇跡的に自力で降りてきた著者であるから、思い出しなが . . . 本文を読む
コメント

納涼寄席

2019年08月03日 | 落語はミステリー
近くの公民館で、納涼寄席があるというので行ってきた。 出演したのは、前座:三遊亭ぐんま、二つ目:林家つる子だった。 落語鑑賞も久しぶりだ。 そのせいか、とても楽しく見ることができた。 ふたりとも、群馬県出身とのことだった。群馬県の形は、つるに似ているとのことで、名付け理由かと思ったが、顔がつるっとしているからとのことだった。 ぐんまさんは、初天神を、うまいこと、自分なりにアレンジして明る . . . 本文を読む
コメント