KEN FOLLETTの「WHITEOUT」を読み終えた。
非常に危険な致死性のウイルスが、その研究所の所長の息子を含むギャングに盗まれる。
しかし、雪のため、身動きができず、クリスマスを祝う所長の家に避難する。そこで、息子が雪で困っている人たちを連れて来ただけと言うが、ギャングであることがばれてしまう。
以前、アマゾンの評価が低く、図書館から借りるを避けていたが、最近の評価は高く、思い切っ . . . 本文を読む
太田蘭三の顔のない刑事シリーズを読んでみたく思い、第一作があくのを図書館に予約して待っていた。
ようやく読むことができた。
「顔のない刑事」とは、最後のほうで、警察手帳を持ってない刑事のことだとわかるのだが、このシリーズの2作目以降は、どうなるのだろうか?
思いのほか、複雑に絡み合ったストーリーなのに、ちょっと、驚いた。
登山シーンも、それなりに、多く、面白く読めた。
ただ、脱獄山脈の奇 . . . 本文を読む
山岳小説を多く書いている樋口明雄氏の著書を読んでみた。
著者は、標高750メートルの南アルプスに住んでいるという。
山梨県警南アルプスの山岳救助隊で犬をハンドルする女性が主人公なのだが、空手では全日本クラスで、相棒の犬に何かがあると、節度を失うという。
本作でも、その追跡劇はすごい。007か、ミッションインパシブル並のアクションシーンだ。自分の車も全損になってしまう。
そのテンポの速さに、 . . . 本文を読む
5話のショートストーリー集だ。
ただのショートストーリーではない。泣けるストーリーだ。
なかなか、書けるものではない。しかもどれもよくできている。百田氏は、突然、クリスマスの短編集を書きたくなったという。「永遠の0」から2作目の小説とのことだ。風貌から判断してはいけないが、ロマンチックな奇蹟の話は、ちょっと、似つかわしくないが、素晴らしいショートストーリーを書ける方は、才能に満ちあふれているよ . . . 本文を読む