JEFFREY ARCHERのKane & Abelを読み終えた。
何とか、年内に読み終えようと頑張ったが、637ページの長編なだけに結構大変だった。
ドイツやロシアに迫害を受けたポーランド人のAbelは、その後、アメリカに渡り、ホテル王になる。
一方、ボストンの名門家庭に育ったKaneは、銀行家として、世界恐慌などを乗り越え、成功する。
二人は、誤解もあり、憎しみあう関係にな . . . 本文を読む
新田次郎の「ある町の高い煙突」を読んだ。茨城県日立市の日立鉱山の銅山からの煙害撲滅と闘った青年の実話を元に作られた物語だ。
非常に新鮮に感じた。まだ、大正の時代に、155mもの当時世界でもっとも高い鉄筋コンクリート作りの煙突を立てたのだ。
当時、日本には、このような高い煙突を立てる技術もなかったようだ。
また、莫大な費用がかかり、完成しても、100%煙害を撲滅できるか、保証はない中で、日立鉱 . . . 本文を読む