ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

海賊とよばれた男(百田尚樹)

2018年12月19日 | 国内ミステリー
しばらく、山関係の本が多かったので違うものが読んでみたくなった。 その中で選んだのが、「海賊とよばれた男」だ。 出光興産の創業者をモデルに書かれたもので、戦後の日本復興に尽力した日本人を描き切っている。 企業のトップを描いた作品はいくつか読んだことがある。たとえば、ソニーや、アイアコッカなどだが、この作品は実名では出ていないし、企業名も架空だ。 それだけに、小説としての面白さが際立っている . . . 本文を読む
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ジャンキー・ジャンクション(谷甲州)

2018年12月02日 | 山はミステリー
谷甲州の作品で気になっていた作品を読んでみた。 普通の山岳小説とは、ちょっと異なる作品だ。 裏表紙には、過酷な状況で遭遇した幻想と狂気を描く迫力の山岳小説とあるが.... 著者は、SF作家でもあるが、読んだことはないが、おそらく、こういった不可思議な部分が好きなのだろう。 5人の登山家が、一つの山を3ルートに分かれて登る。北東稜:マックス、北稜:日本人2人、西稜:イギリス人2人 イギリス . . . 本文を読む
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