しばらく、山関係の本が多かったので違うものが読んでみたくなった。
その中で選んだのが、「海賊とよばれた男」だ。
出光興産の創業者をモデルに書かれたもので、戦後の日本復興に尽力した日本人を描き切っている。
企業のトップを描いた作品はいくつか読んだことがある。たとえば、ソニーや、アイアコッカなどだが、この作品は実名では出ていないし、企業名も架空だ。
それだけに、小説としての面白さが際立っている . . . 本文を読む
谷甲州の作品で気になっていた作品を読んでみた。
普通の山岳小説とは、ちょっと異なる作品だ。
裏表紙には、過酷な状況で遭遇した幻想と狂気を描く迫力の山岳小説とあるが....
著者は、SF作家でもあるが、読んだことはないが、おそらく、こういった不可思議な部分が好きなのだろう。
5人の登山家が、一つの山を3ルートに分かれて登る。北東稜:マックス、北稜:日本人2人、西稜:イギリス人2人
イギリス . . . 本文を読む