夫婦、親子、家族の絆、男女の愛情、同性の愛情、性、プライド、怒りなどが、いろいろな登場人物をからませて描かれている。
しかし、作者は、すべてを描きたかったのだろうか?だとしたら、すこし欲張りに感じる。
そう考えると、一番、描きたかったのは、やはり、運命と、動かしがたいものであることの人間の無力さなのかも知れない。
主人公は、自分の弟と車道を歩いていて、事故に会うが、その贖罪の気持ちを処理でき . . . 本文を読む
この前読んだものが読みにくかったせいか、わかりやすく感じたが、308ページなのに、意外に難しい単語が多く202個の単語を調べており、文章も一見、簡単そうでそうでもなかった。
理由は、直接話法がなかったり、ピリオドとピリオドの間で長いものは15行(間接話法だからしかたないのか?)にも及ぶ長い文の傾向があったためではないか。
①extenuate:情状酌量する。
②laughing stock: . . . 本文を読む
ときどき、英文法をおさらいしたくなる。
好きな英文法書を何度となく見れば良いような気もするのだが、ついつい、もっと、わかりやすく書いてないかと、他の書も手にとってみたくなる。
その場合、だいたい、あまり分厚くなく、字も大きい。また、主に塾の現場で教えている方の書が多い。
東後幸生氏のこの文法書もわかりやすく書いてあると、同時に、期待通り、独自の説明方法があり、面白かった。特に話法の時制の説明 . . . 本文を読む
今年こそは、英語力を飛躍的に増強できないかと、いつもながら、考えている。そんな王道などない、地道に時間をかけて取り組むしかないという結論に達するいつもなのだが...
ただ、いろいろな学習の本などで、学習方法などを勉強するのは、モーチベーションの維持などにも良いようだと考えている。
そんな中で、題名に引かれて手にとってみた。
本書は、理想の英語学習法と基礎文型の読み方が主に書かれた野心的な書だ . . . 本文を読む
遠山顕の2005~2006年のNHK CDブックを聴いてみた。
なかなか面白かった。
まず、ダイアログがある。ダイアログの前に、背景の説明があった後に2人のダイアログが始まる。
そして、番組用に創作されたCMが入る。
また、最後にトリビアクイズがある。
正直言って、ダイアログは、他の類書にもっと良くできているのはいくらでもありそうである。
しかし、創作されたCMが面白い。スピード、内容 . . . 本文を読む
予想通り、昨年末までに読み終えることはできなかった。というより、すっかり、手付かずのまま、年を越してしまった。
第7章:3つの小ストーリーという題になっている通り、関連のない短編集となっている。珍しい構成だ。ただ、船や海に関連している実話や史話にもとずいているといえば関連しているともいえる。1.タイタニックの生存者で、本が売れた人の物語。2.クジラに飲み込まれて生きていた男の史話が本当かという話 . . . 本文を読む
372ページなのに、234個の単語を調べており、久しぶりに苦労した。短編集なのだが、興味を持てるときと、興味を持てないときがはっきりしており、持てないときは頭にまったくはいらない感じだった。
①bolt:かまずに飲み込む。大急ぎで食べる。
②bazoo:口、鼻、自慢話
③slander:中傷、名誉棄損
④termite:シロアリ
⑤subterranean:地下の、秘密の
⑥aphro . . . 本文を読む
正月は、映画を楽しんだ。最近では、毎年、一作くらいは見ているが、今年は、レミゼとホビットを見に行った。
どちらも思い入れのある作品だ。
レミゼは、子供の時、「ああ無情」を読んで感動した記憶があるが、何年か前には、スーザンボイルの歌声で、再び、感動した。
映画のアン・ハサウエイの歌声も素晴らしかった。
最後のフィナーレでは、心地よい涙が自然と出てきたが、それ以外で、感動したのは、ジャベール警 . . . 本文を読む
昨年末くらいから、電子書籍リーダーの本命のiPADMINI、Nexus,Kindleが出て、思わず、欲しくなり検討していたが結局、結論が出なかった。
NHKの攻略英語リスニングでも、電子書籍リーダーを購入するかどうか悩める人の話が題材になっており、まさにぴったしのテーマだった。
まとめると、本の手触り、手書きのあと、旅行に持っていた思い出などから紙の本はやめられない。でも、電子書籍リーダーだと . . . 本文を読む