過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

十度目の3.11に黙祷を捧げる

2021-03-11 17:17:00 | 曇り空に旗をたてる
2021年3月11日、式典会場と同期したラジオの音を聞きながら、職場の私の部屋では、その場で黙祷を捧げる形としました。

どんな忙しい職場にあっても、一瞬たりとも手を止めれないこと、は、そう多くはないと願いたいものです(微笑)。

その1分間。それぞれの胸に『あの日』(あの日から始まった支援』など、様々な想いがあっただろうと、思います。黙祷後、声を発する事なく、仕事に戻る横顔と背中に、やはり決意は滲むものだと、思います。


あの日、あの後。
様々な手を差し伸べたけど、あまりの災害の深さに、足りないことばかりだった…。諦めなかっただけ、忘れないだけ、だったと、後方支援隊は、思い返します。

防災はできなくても、減災のために、知恵を蓄える、最近の5年間だったようにも、感じています。

だからこそ、減災のために、という知識がある今なら、次に自分のすることは、これ!と思う気持ちで、今日を迎えた、私達の職場です。


日本のあちこちで、同じ取り組みをしています。

だから、どうか、あの日に止まった時計をお持ちの皆様は、重荷をおろして、すこしでも、楽になっていただきたいと、願います。
それこそが、他所者からの、十年目のお願いです。




あの日から10年。
お話を聞きたかった方の、名前を留めておきたいと思います。
吉田 昌郎(よしだ まさお)さま。福島第一原発の所長を務めていらした方です。2013年夏に、儚くなられてしまわれた。

この方に、私は聞きたかった。
次の減災のために、現場の指揮官だった貴方なら、何を変えようと、教えてくださるか?
確率論なら、地震と津波は、また起きる日がある。そのために、何が必要か、地獄をみた人なら解る真実があるはずだから。

もう聴く事ができないから。今日も学び、他の識者に教えを乞うのです。

Who’s in command?
だれが指揮を取っている?と問われた時に、できる中で最良の選択をするために。

20210311  過労死予備群、謹書


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オートミール和粥の、こぎみ... | トップ | 種まで食べられる!ピーマン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

曇り空に旗をたてる」カテゴリの最新記事