掘って、下茹でして食材になった筍(くどい…笑)から、最初にふた品。
■筍のお刺身、山葵、醤油で(手前)
■姫皮の梅和え(奥)
正体が知れているから食せる品を、最初に!(ニッコリ)
掘り立て直後の現地で、生から刺身にするのはプロの仕事なので(笑)、下茹でが済んでからの極薄作りにします。
■筍のお刺身
[材料]
下茹でし、冷水に晒して、さらにアク抜きが済んだ、小ぶりの筍
[作る]
筍の穂先部分を切り分け、半分に割ると、三角の成長点がわかる。成長点の外側が姫皮になる。
三角の部分は、潰さないよう注意して、3mm厚に切り分ける。
本体を半割し、櫛形になるよう、2〜3mm厚に切り分ける。
山葵、醤油を添えて供する。
しっとり、サクッを少量だけ。
淡白ですが、すっきりした存在感を楽しみます。本当の初モノ!(ニッコリ)
■姫皮の梅和え
[材料]
お刺身作りで切り分けた穂先の、成長点の外側部分=姫皮
美味しい梅干し(南高梅のつぶれ梅だと手間なし) 4〜5粒
味醂 白だし 小さじ程
[作る]
1)姫皮部分は、切り分けて、一枚ごとにほぐす。
2)梅だれを作る。キッチンハサミで、梅干しを解体しながら、小ぶりのあたり鉢にあつめる。初めに味醂を小さじ1加えて、あたる。ついで、味見して、白だしで伸ばす。
とろりと、延びれば良し。
3)姫皮を、梅だれであえて、供する。
姫皮はツルンとした、独特の繊維感を楽しみます。茹でたから味わえる品です(ニッコリ)。
ふた品のどちらも、少量に留めて、春の野趣を味わいます。
夜に、翌日の筍ご飯の準備として、筍本体を刻み、含ませ煮しておきます。筍エアの我が家でした、うふふ。
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