『秋祭り巣箱作りし童子の幼き手指紅葉のごとく』
『横に座し尋ね見上げる幼子の私心無き顔御仏を観る』
おいらの孫かいなと 錯覚するほど表情が可愛かった
おぼつかない指先が ネジ釘を摘まむ
ひと回しが難しい
そのたびに顔を上げる それでもまた動作を試みようとする
鼻に汗をかいている 一心不乱だ