トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

赤い誘惑 白の魅惑

2008-11-18 | 今日は真面目に

Sn3d0379 『竹切れば視線を誘う冬イチゴしばし摘まめば背の汗も冷え』

『竹切りは果てしなきかなと思ゆれど一日十本十日で百本』

『竹切りぬ心密かに待ちたるはキヌガサタケに出会い有るかも』

『今様の翁と竹を語らえばキヌガサタケがかぐや姫かな』

昨年に竹を切り払った場所に 冬イチゴが絨毯の様に広がった

赤い実が小春の日差しに輝いて 春のような錯覚がある

小さな粒をしゃがんで摘まんでいると時を忘れる

小春日和とはいえ 小雪も近い季節だから

背が冷えて我に返った

雑木の斜面に侵入してきた真竹を切ったところから見える 谷向こうの

色づき始めた景色が清々しい