泥水池1に柴を束ねたのを投入する。伝統漁に「柴漬け漁」と言うものがあるが、漁をするための仕掛けでは無く、「漁をさせないための仕掛け」だ。
シーズンにはアオサギが居ついて、採餌行動をしているのは日常茶飯事なのだが、カワニナなどを食べているとばかり思っていた。ところが昨秋、泥鰌を複数確認してしまったから、「ドジョウも餌か…」と、俄然、保護する気になったのだある。
アオサギが飛来する前に、隠れ場所として柴の二束を沈めた。泥水池2にも一束入れ、杭で固定すれば完了である。今まで水草が繁茂するから「良し」としていた気分も無い訳ではなかったが、この柴漬けで保護の精度は上がるだろう。
採集するつもりはないが、「ガサガサ」で泥鰌が現れれば少年期以来の珍事である。