トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

吐水順調

2015-10-04 | 水辺環境の保全
 台風21号成れの果て低気圧による降雨出水で隣沢からの送水が止まるかとため息交じりで吐水口に確認に行った。ところがである、全く影響を感じさせない水量だったから驚いてしまった。24時間雨量は35mmほどだったのだが、今まではこれ以下の降雨量で断水になっていたからである。
 その違いの理由は明らかだろう。息絶え絶えで行った砂防作業と育苗プレートによる防砂の結果に違いない。改めて吐水量を計測したら「毎分23ℓ」だった。これは従前に行った管内清掃後の「毎分20ℓ」より格段?に良好な数値だ。
 降雨後の水源地状況を確認する必要があるのだが、車では猪防護柵二か所の開閉があり、徒歩では尾根越えしなければならず、とりあえずは「送水順調」と言う事で先送りだ。

郷里のアケビ

2015-10-04 | 何よりの楽しみ
 いわば郷里からの産直品である。季節になると次兄が送ってくれる秋の味覚なのだ。少年時代、稲刈りも終わると野遊びの季節だった。栗を拾い秋グミを頬張り、アケビを口に含み種を吹きだすのが決まり事のような少年時代だった。
 アケビも今になれば決して美味しい果実とは言えないのだろうが、当時は心待ちにしていた野生のフルーツの一つだった。その記憶は今でも続いていて食べて甘味を吸いとっては庭に種を吹きだす。これがなんとも楽しい。「ありがとう兄さん!」なのである。
 近県ではアケビの皮の方を重宝すると聞くが小生は一度食べただけである。苦みは好みだけれど育ち盛りの食習慣からか食べようと心が動かない。