トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「マユタテアカネ交尾体」

2015-10-22 | 小父のお隣さん
 トンボ池に交尾体が複数見られた。この種に限らず交尾体の数が多い時と見られない時とあって、集中する要因はあるのだろうと思っているが素人の理解の範囲を超えている。
 マユタテアカネのメスそのものの撮影をした記憶がない。普段は目にしているのかどうかさえも分からないほど小生にとっては地味なトンボだ。
 交尾しているから「♀」と認識しているが、普段は意識に上らないほどひっそりとしているのだろうか。もう少しメスを鮮明に撮りたかったが、これ以上近づくと「犬に食われて死んじまえ!」と言われそうで躊躇した。トンボたちの恋の季節も終盤になった。
 交尾姿勢をみて「ハハン!」と思った事がある。今まで謎だった飛行姿勢が理解できたような気がしたのだ。マユタテアカネの♂の中には腹部の(尾っぽ)の先端を鉤状に曲げて飛行している個体がいるが、これは写真の交尾姿勢に他ならない。なぜそうするのかまでは知らないが「準備万端・気合十分」のサインと考えて納得した。