トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「オオアオイトトンボ出た」

2016-06-06 | 小父のお隣さん
 トンボ池見回り中にオオアオイトトンボを発見した。今季1号の個体である。池の法面にマユミが枯れずにあったころには枝に群がって産卵するのを観察できたが、昨年はその木も消失していた。産卵したとすればモリアオガエルが産卵する柳の大木の枝先になるが、高さは3mもある。産卵行動したとしても気づかない高さだが、こんな高みに産卵するのだろうか小生は知らない。

惜しみなく奪う

2016-06-06 | 小人閑居して憮然
 写真のクワノキが一番痛めつけられていた。クワの実欲しさに枝を下げ過ぎた結果、戻らなくなってしまった。下側の小枝は切り取られている。
 子ども達に摘み取らせたい気持ちは分からないでもないけれど「やり過ぎ」としか思えない季節の風物詩、いいえ憤慨姿なのである。採取する側は自然の恵みと思っているかどうか知らないけれど、実生樹の成長を見守りつつ、結実したら優良樹を残すように選抜し、大きくなれば萌芽更新させ樹形を小さくするなど手間暇かけて育てている野生の果樹でもある。
 「丁度良いところにある」事自体が手間暇かけた結果なのであるが、それはともかくとして、もう少し大切にして欲しいと思うのは小生の欲目だろうか。

今日のトンボ・探訪「トラフトンボかなぁ…」

2016-06-06 | 小父のお隣さん
 案内板の絵と似ていたから「トラフトンボ」と見当をつけただけなので全く別種かもしれない。眺めていて「日光東照宮」を連想してしまった。明るい色合いでは無くても派手な印象を受けた。逆光気味で色調が暗めになってしまったから体色の色合いが見えにくいけれど山吹色の紋様は察知できるだろう。
 少年時代、郷里で知ったトンボは10種にも満たないが、フイールドだけで30種が記録されているという事実を考慮すると実際は10種を上回る種が居たのであろう。今となっては確かめられる環境では無くなった。
 どちらにしろ日本に分布するトンボ科は50種台らしいのだが、日常観察されるトンボの判別がこんなに難しい事だったとは想いもしなかった。