トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマトシリアゲ様のデザート

2016-06-16 | 小父のお隣さん
 写真がブレてしまったものの様子が伝わればそれでよいのだが、そんな事のないように数枚は撮影しておく事を心がけてみても全てダメな場合もある。この撮影は暗い樹下だったからスローシャッターになったのかチャンスは逃さぬと気がせいたのか…まあ、「どっちもー」だろう。ちなみに小生、ヘアピースは装着しない。
 ヤマトシリアゲは肉食吸汁昆虫とばかり思っていたのだが、クワの実で吸汁しているのを度々見ているので動物の体液だけが食料なのではないのだと知った次第。それだけのことである。こんな場面を度々目撃していると言う事は、それだけクワの樹下に寄るという事で、小生の嗜好行動がバレてしまう。
 昨日になって渡世に巣食う吸汁生物層もようやく尻を上げた。両友愚直では無かったが死誘同体一蓮托生ではかなわんからなあ…。

一日成さざれば一日壊される…

2016-06-16 | 今日は真面目に
 尾根突端部台地の刈り払いをする。在来種のタンポポが種子を飛ばした後に一回目の刈り払いを実施し二回目になるのだがイネ科の野草を中心に膝丈まで成長している。中でもアズマネザサのシュートは背丈を超えアズマネザサの藪至近部は密度も高く出しゃばってきた。
 シュートの見えないところも低く株立ちで萌芽が絶えない。現在は低草地で維持しているが手入れ前はネザサの藪だった場所だから、年に数回はネザサ抑制の刈り払いを実施しないと、おっつけネザサの藪に戻ってしまう。
 「里山保全」などと言ってみたところで実態は主導権がある訳でなく、植物の席巻力に押し込まれ脅迫的自転車操業の作業を止められない。例えて、戦中では「いつまで続く泥濘ぞ…」の兵隊、詩人では「じっと手を見る…」そんな感覚…。
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