トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

客土が仇に…

2016-06-05 | 小人閑居して憮然
 もう憤懣やるかたない…が身から出た錆。粘土質の浅い表土で成長が悪い幼樹とこれから定植する場所に山の赤土を客土した。腐植質などない掘り出した赤土だから、よもや猪の被害を受けるとは思わなかったのだが一夜明け現場の確認をしてガックリである。
 栗とプラムの幼樹は無残な形になっていて、植樹予定の土盛りも崩されている。またもや折られてしまった二本は過去にも被害があった樹で、復活しようやく背丈を超えるまでになったのに再度振出しになってしまった。
 冷静に分析してみれば「腐植質の無い赤土だから大丈夫」と言う予断と油断があった。今まで植栽の度に掘り返され引き抜かれ折られているので骨身に染みているはずなのだが、希望的観測がこの結果を導き、これではリスクマネージメントは落第である。
  植え付け予定部   栗の幼樹   プラム幼樹