
昨秋頃から一旦は衰退していた威之志士様が復活し植え床を掘り崩されていたのを今回は浚渫土ではない崩落土を用いて予防策としてみた。
流動化して流れ落ちた現場の土はすでに固くなってスコップでけそぎ取るしかないほどの粘性を持っている。これをそのまま客土したところで根張りは悪いのは目に見えているので植え床の外側に張り付けて踏み潰し整えた。まあ、まるで「真田丸」みたいな格好だけれど威之志士様の跋扈蹂躙に少しは抵抗してくれるかも・・・の期待が出る。
しかし植えた周囲の客土には使えないから結局は浚渫土で砂質の土を運んで均したのだった。見た目にはしっかり見えてもブルトーザーの様な威之志士様には他愛もない設えなのであるがモッコではない一輪車で運んだとて運ばなければ形は成さないのだ。で、論語の一節を想いだして老骨に鞭打ち帰宅して湿布を貼る、豊かな人生だ事!。
日々の作業は水商売と植生の手入が主になるが結局は「食住を提供するため」であって考えるまでも無い世話役ではないお世話係だ。それも山のお宿の・・・。まあ、サラリーマンでなくても辛く哀しく立身出世はまたのまた夢。日々是丁稚だわいなあ。

