トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「しょうゆの実の新レシピ」

2023-03-11 | 何よりの楽しみ
 飯のお伴に乗っけていた「しょうゆの実」が費えてしまった。無ければ無いで困りはしないもののご飯茶碗が寂しい。高齢者は「蛋白質摂取しなさい。発酵食品もたんと摂りなさい」とは天下の常識ゆえ、てな事では無くて副食不足で手軽に盛れる「しょうゆの実」は欠かせない存在になってしまったのであった。

 さて、せっかく作り置きするのだから目先を変えたくて工夫してみた。今回の材料と言うかレシピは以下の通り。製作過程で加えたのが重なり左上の写真には写っていないのが出た。
          冷凍糀         460g(最初は半量、後加えが半量)
          茹で大豆 一袋     140g
          茹で小豆 一袋     180g
          塩            23g(3%を目安にしたが後からコーンを加えたので2%未満)

          後加え コーン     300g(生物だったからチンして加えた)

 「緩々」にしないつもりで糀を戻しても芯が無くなる程度の水分量で一晩ヨーグルトメーカーで戻したのだが、茹で大豆の水分を切らず開封しバーッと投入してしまった結果、緩くなった。正しくは「爺ぃっが投入」なのだが世間様にはつうじない。仕方が無いので更に糀を足し、容器にスペースがあったからコーンを加えてみたのだ。

 24時間50℃で保温発酵を続けて後は冷蔵庫で熟成させる。試食すると「糀の甘さの中から微かな塩味」が来る。旨いと感じる素材はコーンと小豆だった。塩の分量が少なくて糀の分量とコーンの投入で「しょうゆの実」らしからぬ「スイーツ風」のエッ!品になったのだ。
 「ご飯に載せる」というより「お八つ」感覚の出来上がりで試食段階では更に「香煎」を加えてみたのだが、これも旨い。美味いとか美味しいと言う感覚ではなく「旨い」の漢字がぴったりする仕上がり。

 まあ、世界広しといってもこんなのを食するのは小生くらいだろう。まあまあ、ボッチひろしのソロキャンプ食でのスイーツに丁度良い。この新作、既に一カ月も経過して残り少なくなって食べ続けて判った事は「塩の角が取れて来る」と言う事で、最初は尖った塩味なのだったが今では穏やかに丸くなって拙者とそっくりである。
 そう、猫ひろしも炬燵で丸くなるのだから世界広しと言えどもお爺が円くなって何が悪い!。しかしである「円くなった」と言っても熟成の味わいが醸し出ないのが侘しいと作家の鴨志田某はおっしゃってくれた…謝々。
 そこで考えてみた「円くなっても熟成の味わいが無いのは円が無い故であって年金が減るばかりでは無理」が結論。